※誤字・脱字、変な文書あるかもだけど許してね。自分の心の整理と、同様に悩んでる人、行くか迷ってる人の助けになればと思って書くね。
最近なんだか調子が悪く疲れが取れない、朝目覚めが悪いとか(あとで書くけど他にもいろいろ)あって、彼女からも一回行ってみたらなんて話があって、初めてメンタルクリニックに行ってきた。同じように悩んでいる人向けに書いていく。
一応先に結果だけ書くけど、めちゃくちゃ泣いた。まったく涙腺が耐えられなかった。思ってること話し始めたら、急に言葉がつまって勝手に涙が出てきて、思いの外精神が疲れてるんだと初めて認識できた。一回行っただけだと自分の思ってること全然話せないけど、それでもちょっと疲れてるのかなって人は、足を運んでみるといいと思う。ちょっとした悩みでも、カウンセリング希望すれば聞いてくれるし、少し楽になった。いろんなサイトに書いてある定型的な文章になっちゃうけど、自分は大丈夫って思っている人や、抱え込みがちな人は本当に一回行ってみてほしい。特に問題なければそれでいいし、重くなる前に早く治ればそれが一番だから。
ということで、ここからはメンタルクリニックに行くまでと、それまで精神状況の変遷や状況を書いていくので、興味ある方だけどうぞ。
かなりの長文と垂れ流しの文章になるので、読みにくかったらごめんね。
一応スペック
自覚症状
などなど
メンタルクリニックに行くまでに何があったかをつらつらと書くので、メンタルクリニックについての内容が知りたい人は次の見出しまでスキップしてね。
とりあえず、はじめて調子悪いなって感じた頃から、思い出しながら書いていく。多分本格的に調子悪いなあって感じ始めたのは1年半ぐらい前だと思う。当時、急に背中が痛くなりだして、整体に通いだした。この時は、ずっと座りながら仕事してるし、イスも机も安もんだし、ノーパソだし、姿勢も良くないしと、仕方ないかなあと思って特に気にしてなかった。ちなみにこの頃は全然元気で、朝5時に起きて2時間ゲームした後に、お弁当作って洗濯機回したりとかしてた。おかげでイカはXになったしクラブラでレートは2400ぐらいまであげることができた。彼女との仲もそんなに悪くなかったし、引っ越しして1Kからメゾネットタイプの1LDKになって自分の空間が少しはできたので、まだ大丈夫だった。
その後、整体に通って背中の痛みは無くなったんだけど、頭痛がとにかくなくならない。首が凝ってることによる頭痛は整体に行けば引くんだけど、なんだか頭にずっとモヤが掛かってる感じはずっとする。頭が重くて、物事を深く考えることができない。本を読んでも内容が入りにくくなってた気がする。当時は首が凝ってるせいかと思ってたけど、今思えばこのあたりから少し兆候は出てたんだと思う。
そこからしばらくして、仕事での失敗をめちゃくちゃ攻めてくるお客さんがいた。1年ぐらい前だったと思う。もちろん、向こうは全然悪くなくて、自分のところの製品がバグはじき出しまくったり、スケジュール遅延してるから当然の話しなんだけどさ。それでも、仕事上の付き合いの人で正論でここまで殴りつけて来る人に、初めて出会ったので、かなりメンタルがやられた。会話をするときの態度はめちゃくちゃ悪かったし、実際に怒鳴る様な喋りかたで話して来る人だった。
当時、自分はプログラマでは無く、作った製品の使い方を説明するフロントだったから、直接的にスケジュール遅延を解消したり、品質向上できなかった。それでも問題が起きる前からさんざん上長に説明してたし、温度感上げるように話したり、稼働を取ってることを確認したんだけど、のれんに腕押しで取り合ってもらえず、(あとから知ったがその人は転職の準備してて、その後転職していった)仕方なく一段すっ飛ばして一番上まで話を持っていて、なんとか稼働を確保したんだけど、もともと他にも無理なスケジュールが詰まって、社内レベルですら、出るものが出てこなかったり、もともと説明されていた仕様と違ったものが出てきたりの状態。そんな状態のものをお客さんに説明したりで、今思えばかなり板挟みになっていたと思う。
その間も彼女との仲は悪くなかったが、正直重かったしめんどくさかった。自分にとって一人目の彼女と言うこともあり、なるべく彼女の言い分を優先したのがいけなかったのかもしれない。もともと非モテの代名詞みたいな生き方でファッションも気にしてなかったし、理系の男子高みたいな学校に行っていたせいか、ついつい叶えてあげたいと思ってしまっていたんだと思う。同棲する前も、毎晩のように12時ぐらいまで電話してくるのがめんどくさくて同棲しようと考えたからだし、同棲すればそんなこともなくなるだろうと思っていた。それでも親戚の家に行くという話をしても、夜には電話が何回もかかってきた。耐えられなくなって何度か話をしたり、電話を無視したりしたら、そういうことは無くなっていった。それでも、いまでも。一日一人でどこかに出かけたり、飲んで朝帰ったりすると、あからさまに機嫌が悪くなっているのが目に見えてわかっていた。その度相手の機嫌をとるは非常に疲れるし、罪悪感にさいなまれるのが嫌だった。一時期は、あまりに自分の時間が奪われていたので、もう少し自立してほしいと伝えた。(具体的には自分の趣味を持ったり、自分がいなくも一人で過ごせたりするようになったり、友達と遊びいったりしてもらいたかった)しかし、自立の意味を履き違えているのか、意図が全く伝わっていないのか、会話を意図的に避けるような態度をとったり、常にムスッとしていたり、極端な対応が多くなった。その後何度か説明したが、全く伝わらないので諦めた。
共働きだが、家事全般は自分が行う。彼女も時々、料理を作ったり、家事をしたりはするが、ほとんどしなかった。というよりもできなかったと言うべきかもしれない。ときどき、「家事ができなくてごめんね」とはいうものの、頑張る行動を見せた試しはない。何度か自分のものぐらいは片付けてくれといったが、共用スペースにお菓子のゴミは置きっぱなし、出したものは出しっぱなし、食べたお皿やコップは置きっぱなし、共用のソファや階段に私物を広げて放置するなど、挙げだしたらきりが無い。これがたまにだったら、こちらもわざわざは言わない。疲れていたり、たまにはそういうこともあるだろうし、仕方がないと思う。でも基本的に毎日だし、数日放置されたままなのである。その割には、こちらが失敗したときは必ずというほど言及してくる。ちなみに、自分が彼女に対して言うと、機嫌が悪くなりそれを治すという作業が発生するので、最初のうちは言っていたがそのうち言うのをやめた。
家事の割り振りで言うと最初の頃は全部をやっていたが、途中でこれは無理だと思ってやめた。ちなみに全部というのは全部である。炊事洗濯掃除を自分の分と彼女の分をしていた。当時は洗濯ものを入れるカゴ共有だったりしたので、一人分も二人分もそんなに変わらないと思っていた。それをやる気力も体力もあった。それでもだんだん辛くなり、洗濯ものは自分の分と彼女の分は分けたし、共用の寝室ハンガーラックで擬似的に2つに部屋を分けて自分の範囲だけ掃除するようにした。リビングに関しては、ルンバを導入して勝手に掃除機をかけるようにしたし、洗い物はさっぱりやってくれないので、食洗機を導入して解消した。(それでも鍋とかめんどくさいものを洗っているのを見たことは無い)
結果的にやはり彼女の機嫌を気にしすぎていることと、要求を聞きすぎて我慢していることが良くなかったのかもしれない。我慢といえば、猫を飼うことを許してしまったのも良くなかった。植物の世話すらできないのに猫を飼うことなんてできるわけ無いと思っていた。それでも、毎日会話をするたびに猫の動画をみせられ、会話のほとんどを猫の話になり、猫カフェに連れて行かれ、自分が反対しているから買えないと言われる方の身にもなってほしい。それだけでノイローゼになる。最終的に耐えられなくなって条件を提示して飼うことを許した。(猫に関する費用は一切出さない。彼女がまかなうこと。及び、猫の世話は原則的に彼女が行うことという条件)それでもやはり自分の認識は甘かったと言わざるをえない。植物には申し訳ないが、やはり植物が枯れることと、動物が死ぬことの重さは圧倒的に違うのである。そのため、ご飯をやり忘れたり、水をあげ忘れるということはできないのである。気がつけば、夜のご飯をあげる作業は基本的に自分の作業になった。最初の頃は心苦しく、トイレの処理も行っていたが、それは彼女が帰ってくるまで、やらないようにした。ケージから出してやらねばならぬが、目を話したときに何をしでかすかわからない(部屋は前述の通り基本的に散らかっている)ため、PCゲーム以外はなるべくリビングでやるようにしたが、それでも、タイミングによっては中断しなければならないときもあった。
最終的に、一番大きな変化として、6ヶ月くらい前からさっぱり朝は起きれなくなった。目覚ましがなっても体を起こすのに30分以上かかることが多いし、二度寝をすることが多くなった。そんなの当たり前だという人はいるかも知れないが、今まで自分はスパッと起きることができる体質だったので、これはかなり辛い。朝のうちにやりたかったことができなくなった。基本的に自分の自由な時間(何者にも縛られず文句を言われない時間)というのは、彼女が寝ているときにしかない。そうなると、彼女が起きるまえか、彼女が寝たあとになるのだが、寝室は同じなため、彼女が寝ようとしてる横で、カチャカチャとPCやゲームをすることはできない。そのため、起きて来る前にやることをやっていたのだが、それができなくなってしまったのである。このころから、自分の時間を作るため、仕事の隙間に自分のしたいことをするなど、最低限の仕事を回すだけで作業量をごまかして、時間を作ったりしていた。ただ単に疲れているだけだと思っていたし、自分はできる、やれる、意図的に手を抜いているんだと考えていた。でも普通に考えたら、やってはいけないことをやってるし、ときどき仕事早めに勝手に家に帰ったりしてるしで、これはやばいなと思い初めていた。
他にももっとたくさんあるが、止まらなくなってしまうのでこれくらいにしておく。基本的に問題だと感じたのは、仕事および私生活において他人に振り回されすぎたかなと思った。
その日は大学病院にいったんだけど、3時間ぐらい待たされて、会社に行くかどうしようかとぶらぶらしていた。待たされたこともあって結構疲れていたし帰りたかったが、どうせなら他の病院も行こうと思い、その時の選択肢としてメンタルクリニックのことを調べていた。最終的に行くことを決めたのは、本当になんとなくだと思う。皮膚科とかにも行きたかったので、状況によってはもしかしたら行かなかったかもしれない。
今回予約したのはゆうメンタルクリニック秋葉原店にした。特にここじゃなきゃいけないという理由はなかったのだが、漫画を多く出していて記憶にのこっていたのと、こういうところは不祥事とかがあるとブランドに関わるからひどいことは無いだろうと思ったから。当日予約もできるので、予約自体は電話で簡単にできた。
予約時間まで1時間ぐらいあったので、暇つぶしに書泉ブックタワーを一番上から下までぐるぐる回ってみるぐらいの元気はあった。何なら、ポーズ集や漫画の試し読みをしているうちに、行く必要なんか無いんじゃないかと思うぐらいには回復していた。まあ、疲れていないことが確認できるならいいか、という気分ぐらいになっていたのは事実である。
時間になり、院内に入ると普通の病院だった。ソファーにクッションやぬいぐるみが置いてあったりはしたが、基本的には普通の病院だった。一つ違うところがあるとすれば、先生と問診をする部屋が多数あるということ。あまり広くない院内にだいたい10室ぐらいあるように見えた。受付を終えて問診票の記入を行うのだが、本当は書きたいことがたくさんあったが少し端折って書いてしまった。症状のことを書くのが恥ずかしいと思ってしまったのである。病院に行く前いろいろ調べていて、メモをとっておくと良いと書いてあったので、ある程度メモを書いてはいたのだが、まあ口頭で話せるだろうと思い、内容を端折ってしまったも原因だと思う。
初診だったこともあるのか比較的早く呼ばれた。呼ばれるまでは10分もかからなかったと思う。(問診票の説明資料に次回以降は予約状況によっては、10〜20分待つ可能性がありますと書いてあった)担当の先生は2人で、片方のかたはメモを取るためのサポートのような人だった。普通の病院みたいに「今日はどうしましたか?」みたいな会話から入るのだが、初めてということもあり、何から話したらいいか悩んだ。とりあえず一番ひどかった朝起きれないことや、頭痛の話などをした。「いつ頃からですか?」とか「症状の度合いは?」みたいな話をしたあと、「心当たりはありますか?」と聞かれたとき、急に涙腺が緩みはじめて、うまく状況を話せなくなってしまった。自分でもかなり驚いた。普段からあまり泣かない性格だったので、まさか涙を流すと思わなかったし、喋れなくなるとは思わなかった。話をしようとしてもうまくいかず、内容を説明することができなくなってしまった。たどたどしく、先生に話をしてはいたが、上に書いた内容の10分の1も話せなかったと思う。そのときのことはすでにちょっとあやふやだが、薬を出すか出さないかみたいな話をしたと思う。薬は苦手なのと、費用がかさみそうだったので、問診票にはいらないと書いたが、不安な人は欲しいとも書けるし、どちらがいいかわからない人は、担当の先生の処置に任せるという項目もあるため、安心できると思う。漢方薬もありますよとのことだったが、まともに会話できる状況ではなかったので、そのまま薬はもらわずに終わった。話しているときは、基本的に強制してくることが無いのは良かった。とはいえ、こちらは初めてなので、ある程度指針を示してもらえると嬉しいかなとも思った。処置の内容がよくわからないときは、担当の先生の処置に任せるにチェックを入れておくのがいい。
問診の内容は以上で終わりである。正確な時間はわからないが、多分10分ぐらいだったと思う。というのもメンタルクリニックというハイカラな名前だが、要はただの病院である。症状を聞いて、治すための処置の方法を決めるだけである。その時は案外あっさり終わるものだと思ったものだ。また、問診が終わった瞬間に、急速に頭が冴えていくのを感じた。さっきまで、あんなに涙を流していたのは嘘だったのだろうかと思うほどである。問診後は、バウムテストと、CES-Dを受けた。バウムテストを描く時、紙の縦横比がよくわからなくなり、紙の中心を確認するのにひどく時間がかかったことを覚えている。書いた木の形は説明しにくいが、葉の部分はまるく、根の形が書かれている。アイコンのようなシンプルな画像だと思う。だいたいこんな形に根が書かれている。費用は初診ということもあり、2000円いかないほどだったので、そんなに高いとは感じなかった。次回以降は1500円ぐらいになるらしい。自立支援医療を使えば3割負担が1割負担になるそうなので、何回も通おうと思っている人は受けたほうがいいと思う。
今回自分は、薬物療法を嫌がったので薬代はよくわからないが、代わりにカウンセリングを受けることにしていたのでそのことを書こうと思う。カウンセリングの費用はだいたい時間1000円ちょっとくらい。人と話すだけでそんなに掛かるのかと思う人もいるが、担当の臨床心理士の方にメリットのない会話をすることと、状況整理して客観的な説明付きで返事をしてくれることを考えたら十分だという気もする。またカウンセリングは自由診療のため、この費用は仕方がないとも思う。
カウンセラーの先生と話した内容は問診のときとは違い、現状の問題の確認、このあとどうしたらいいのかなどといった、現状を変えるための具体的な解決策や、自分がどうしたいかなどという話をした。当たり前だが、カウンセラーは自分のことを全く知らないため、自分の家族構成や、普段の生活環境などに加え、今回は彼女の家族構成、結婚する気はあるのかなどを相談していました。今まで誰にも相談したことがない、本音の部分を話すことになるので、終始涙ぐみながら話してた。誰にも悟られたことの無い本音の部分を話すのはとても感情を揺さぶられたが、それと同時に話せてよかった、肩の荷が降りたと感じたことも事実としてあった。話の内容として、自分のパーソナルスペースや自分の時間が無いこと、やりたいことがすぐできないことがストレスだと感じていることを伝えることができた。それに対して、引っ越しをすること、部署異動は可能なのか、一時的に離れてみることを考えるなど、いろんな選択肢をもらうことができた。自分の考えていた行動とさほど違いがなかったのは幸いだったので、すんなりと言葉を受けることができた。結婚するのか、今後も関係を続けて行くのかも聞かれたが全くわからなかった。今の感情のまま結論を出してもいいのかわからなかったし、今までのマイナス面のほかプラス面の部分を踏まえた時どうするべきなのか本当にわからなかった。(マイナス面は結構書いたが、専業主夫になってもいいよと言ってくれているし、自分の趣味を否定されることも特に無い。一緒に美術館や銭湯に行ったりと共通の趣味もある。)それでもとりあえず距離を置こうとは思った。
カップルカウンセリングや夫婦カウンセリングも行っているそうなので、3人で一緒にお話をしましょうという提案もしてくれた。短い時間だったが、自分の話した内容から彼女の性格をよく掴み、まさに言ってほしかった内容だった。自分の中でやりたいと決めていた内容ではあったのだが、何かと理由をつけて逃げていた内容でもあった。また自分だけでは、距離をおくときに正しく距離をおける自信がなかった。早い段階でまたカウンセリングに行こうと思ったのはこの言葉があったからかもしれない。そんなこんなであっという間に30分は経っていた。体感では10分ぐらいに感じたが、結構話していたようだった。今回のカウンセリングで話した内容では、正直全く足りないと思った。まだまだ話したいことはあったがどこまで、どのように伝えればいいかわからないというのもある。次回カウンセリングを受けに行くまでに、ある程度まとめたものを用意してから行こうと思う。今の状態で言って彼女とうまく会話できるかわからないため、一緒に行くかまだきめていないが、早い段階で一緒に行こうとは思っている。
まとめというか感想かもしれないが、以上の内容が今回メンタルクリニックに行くまでの感想となる。まだまだ書きたい内容は思い出せばあるんだろうが、それでも思いの外長い内容になってしまった。一応内容のまとめとしては普段の自分と外れたことしてるなと思ってら、メンタルクリニックに行くのがいいんじゃないかと思う。現状に不満を持っていてもだいたい他人は叶えてくれないので、自分で行動するしか無い。そのため、メンタルクリニックは自分を見つめ直すのに良い機会だと思う。最後にエリック・バーン(カナダ出身の医師)の言葉を借りて締めさせていただきたい。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」