2019-06-17

ダークソウルシリーズを一通りやったので感想を書く

先日E3フロムソフトウヮの新作「エルデンリング」の発表があった。

ここ最近フロムソフトウェアはSEKIROというゲームもなかなか好評で、まさにノリノリという感じ。

エルデンリングはこれまでの作品の中でもトップクラスボリュームになりそう、RPG要素が強い、炎と氷の歌(ゲームオブスローンズの原作)の原作であるジョージ・R・R・マーティンが参加と、

これはもう間違いなくダークファンタジー物であり、ダークソウルの直接的な遺伝子を持つタイトルになるのではという期待が高まっている。

それに合わせたという訳でもないけどたまたまエルデンリング発表のタイミングダークソウル3を終えた。

ぶっ通しで3作品遊んだんだけどやったタイトルとしては

ダークソウルリマスター

ダークソウル2(SCHOLAR OF THE FIRST SIN)

ダークソウル3(THE FIRE FADES EDITION)

の三作品だ。

ちなみにすべてPS4プレイしており、初代ダークソウル次世代機向けにリマスターされたもの、2と3はそれぞれ本編+全てのDLCが含まれ全部入り版だ

全部をクリアするまでにかけた時間

ダークソウル:約90時間

ダークソウル2:約160時間

ダークソウル3:約120時間

で合計約370時間、かなりの時間を費やしてしまった。なお途中で難しすぎて絶望して間が空いてしまたことも数知れず

ダークソウル2が一番長いのだけど、これは単純にボリュームがとんでもないからだ。DLC含めるととにかく長い。しかもむずい。

では順番に感想を書いていく

【初代ダークソウル

リマスター版なので画面は想像以上にきれいだった。

全体的に難易度バランスにむらがあるように感じた。そこも洋ゲーぽくて好きだけど。

初代ということもあり不親切な部分も多い。UI面でも不便さに感じるところは多くなる。

戦闘についても実は割と雑にこなすことができて逆に言うとある程度の思い切りの良さが必要になってくる。

シリーズ通して登場するNPCなどが初めて出てくるタイトルでもあり、クセの強さはあるものの、やはりこれを最初にやるのがベストだと思う。

ダークソウル2】

シリーズの中でも問題作を挙げるとしたら間違いなくこれ。世間的にもダークソウル2の評価賛否分かれることが多いみたいだ。

マップ構造から敵の配置からとにかく全ての面で意地が悪くプレイヤーを殺しにかかってくる。

まりキツイので戦闘ちょっと進んでは敵を確認、後ろにもいないか確認、弓で1体ずつおびき出してなんとか処理、

こんな感じでひたすら神経をすり減らすことになる。一度覚えてしまえばだいぶ余裕が生まれるのだけど、所見殺しにも程があるという感じ。

しかし、それだけのキツい思いをさせられたせいなのか、個人的になぜか3作品の中で最も思い入れのある作品になった。

ちなみに自分拠点となるマデューラという場所呪術の試し打ちをしたら物をたくさん売ってくれる婆さんを間違って殺してしまい、

以後その婆さんから買い物するために毎回高い金を払わされるはめになった。

また特徴として敵が枯れるという点がある。何回か倒すと敵が出てこなくなるのだ。なのでじっくり時間をかけて敵を枯らしていけば安全に進めることも可能

これにも賛否はあると思うけど、2に限ってだけ言えば自分はこのシステムは好きだった。

屈指のマゾさはあるものの、ほんとに多様なマップDLCの出来の良さ、本編も細かいアップデートを重ねたせいか巷の噂よりは全然遊びやすかった。

ダークソウル3】

最終作でありダークソウルシリーズ最高峰と呼ばれる作品

まずグラフィックめっちゃれい。そしてUIシステム面でもこれが完成形と言っていいだろうこなれ具合。

初めてダークソウルシリーズをはじめる時に最初にやるといいと言う人もいる。

ただし個人的にはやはり1から順番にやるのが一番だと思ってる。だってどれもそれぞれ面白いし…

3についてはアクション面がかなり強まっている。2なんかは特に動き全般もっさり感があったのだけど、3では驚くほどはやく動く。

敵もはやいのでそれなりにプレイヤースキルも求められることになる。

ただ個人的には、この早い動きでなんとかする感じがちょっと苦手だった。

特にボス戦などで速い動きに対応しおうとすると、あっという間に前後不覚になりやすくとにかくタイミングよく転がって避けるとか、とても忙しくなりやすかった。

うまく避けて倒せたときはとても嬉しいのだけど、正直なんかわからんけどなんとか倒せた、みたいな時も多かった。

これはグラフィックが良くなったせいもあると思う。ダークソウル3ではボス敵などのグラフィックもとてもリッチ表現になっていて、なにかわからないもじゃもじゃした毛のようなのがついてたり、ひらひらしたものがたくさんついてたりする。このせいでリーチがよくわからなくなったり動きが見づらくなる。

マップ雰囲気や数々の強敵無駄ものは潔く省いていったシステムなど、遊びやすさつぃては抜群なのだけど、個人的感想としてはこれは過渡期にある作品なのではないかと感じた。ダークソウルとしては総まとめなんだけど、なにかやり切れてないという印象もあったのだ。

というわけで三作品自分順位をつけるとしたら、

1位:ダークソウル

2位:ダークソウル

3位:ダークソウル

というまさかの2が一位になってしまった。正直これは不本意でもある。3が間違いなく一番面白いはずなのだ自分でも思う。

でも心が何故か2を推ししまう。そして何故か3が最下位になってしまった。

こんなはずではないのだけど、あえて順位をつけるとこうなった。

人に勧めるとしたら逆の順番になりそうだ。2は少なくとも絶対最初に始めるやつではないと思う。そんなことしたらダークソウルイメージがとても悪くなりそうな気がする。

ダークソウル3でやりたかったアイデアというのはきっと膨大にあったんじゃないか想像している。

そしてエルデンリングではそれらを盛り込んでくるんじゃないだろうか。

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