2019-06-07

僕の愛した萌えアニメは、なろう系とともに死んだ 

けいおん以降の萌えアニメはまさに既存物語へのアンチテーゼだった

 

従来の物語は、強い奴が更に強くなり

あらゆるものを総取りしてハッピーエンド

いわゆるヒーローものというもの

 

それは裏を返せば弱肉強食

弱き者、マイノリティ、女は悪役をあてがわれ

現実でも強い者=マジョリティの男は完全なる善であった

今のハリウッドから想像もつかないが、それは2010年以前の世界では当たり前だった

 

 

しかし、萌えアニメは違った

従来の物語において「強さ」が普遍的正義なら

萌えアニメにとっての正義は「優しさ」だった

 

愚か者でも、弱者でも、一見価値の無い人間であっても

萌えアニメでなら輝けるかもしれない可能性があった

その可能性を僕たちはけいおんから見出し

 

物語において、いや、現実においても軽視されやす

「優しさ」という、強さの対極はまさにカウンタカルチャー

まりに当たり前すぎて、世間は強い者ばかりに惹かれる

「強くなければ人間にあらず」このテーゼへの挑戦はオタクへの救いだったはずだ

 

 

しかし、なろう系は違った

一見萌えキャラも出るし、弱者象徴である底辺男が主役だ、という時点で

萌えアニメの延長線上にあるように見える

 

しかし、彼らは奴隷制に対して反逆しない

レイプに対して反逆も、人種差別ルッキズム弱肉強食に対しても反逆しない

 

「優しさ」の象徴である萌えキャラをただ搾取し、手籠めにするために

「強さ」の象徴である男を配置するのだ

このグロテスクさが分かるだろうか?

 

そして案の定萌えアニメは消え、なろう系小説アニメを寡占し始めた

大衆はまたしても優しさを忘れはじめたのだ

 

萌えアニメは死んだ もはや何も残っていない

ギトギトした黒髪特権階級の男が、ただ弱者に対しての暴力を働くのみだ

  • 「優しさ」の象徴である萌えキャラをただ搾取し、手籠めにするために 萌えキャラかわいそう かわいそうなのは萌えない

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