2019-05-30

新聞国語の教材に用いてはならない

毎日新聞

子ども最低3人産んで」桜田五輪相パーティー発言

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190529/k00/00m/010/222000c

桜田五輪相子ども最低3人産んで」発言を釈明「誰かを傷つける意図なし」

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190530/k00/00m/010/005000c

  

朝日新聞

桜田五輪相子ども3人くらい産んで」 またまた釈明

https://www.asahi.com/articles/ASM5Y7VK5M5YUTFK031.html

  

共同通信

https://this.kiji.is/506442349864371297

記事によると桜田五輪相発言は以下である

"「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」"

記事タイトルにある"子ども3人くらい産んで""子ども最低3人産んで"では誰に言ったかがわかりにくい

  

タイトルを見たときには、現在子育てをしている世代かこれから結婚出産をする世代に向けたメッセージだと思ったが、

記事見ると「お子さんやお孫さんに」とある様に、私が想定した世代の親世代への発言である

言った内容は同じかもしれないが、直接現役世代子供を産んでとお願いするのとその親にメッセージを託すのとは受ける印象が変わってくる。

現役世代桜田五輪相メッセージを伝えるのは聞いた親世代判断からだ。

各家庭の事情に直接口をだすのと、ワンクッション置いている違いである。

  

記事タイトルに使える文字数の都合もあるだろうが

"桜田五輪相子ども最低3人産んで」発言を釈明「誰かを傷つける意図なし」"(36文字

可能ならば、

桜田五輪相「お子さんにこども3人産むようにお願いして」 会合発言(35文字

とすることも出来たはずだ。

どんな人に向かって発言たかがわかる情報を削ぎ落として読み手の印象が変わってしまうのは、文章を書くための見本としてふさわしくない

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