私は中年の独身男性。ここ数年、仕事の調子がよいので、だいぶ貯蓄もできた。経済的にはきっと比較的余裕がある方なんだろう。
皮肉な話、経済力がつけばつくほど、女性と付きあおうという気持ちが減ってきた。これは自分でも少し意外だった。
理由を考えてみたが、どうやらこういうことらしい。
中年男性と付きあおうという女性は正直、大方が男性の経済力が目当てだ。
そのこと自体は特に否定はしない。女性にもいろいろ事情があるだろう。
ただ、男の立場からしてみれば、女性と付き合い、もし結婚でもすれば、相当の出費を迫られることになる。
それは、言ってみれば、女性の背後に値札がついているようなものだ。
街で若くてきれいな女性を見ても、「さぞかしカネが掛かりそうだ」というため息しか出てこない。
経済関係を抜きに男女関係を考えられた学生時代が懐かしい。もちろん、あれは子供だったからこそ許された特権なのであって、大人の男女がカネ抜きでどうこう話ができるわけじゃないのはわかっている。
金持ちもよく結婚できるな、と感心する。離婚したら、財産分与で相当のカネが取られるのにね。一人の女性に、それ以上の価値を見出したということなんだろうが。
子供はプライスレス
しかも別に美人じゃなくても若くなくても、かかる金は変わらないしな そうじゃないのはそもそも寄り付かないわけだし
財産分与で相当のカネが取られるのにね。 婚姻期間中に稼いだ額の半分だから大したことは無い