2019-05-14

私は何もわかっていない

私は子供の頃、学校勉強がよくできた。

小学校の頃のテストは100点がデフォルトだった。学校教科書は、新学期に受け取って数日で全部読んでしまい、独学ですべて頭に入った。夏休みの宿題ふつう夏休みの1週間くらい前に発表されるが、夏休みに入る前にたいていすべて終わらせていた。

なぜこんな簡単なことを他の人たちはわからないのだろう?と不思議だった。すべてが簡単すぎた。そして、そんなことを学ぶために一日学校に縛り付けられているのが苦痛しかなかった。

でも、そんな簡単な授業さえ理解できずに、テストで60点・70点しか取れないクラスメートたちがたくさんいたのだった。

IQは100が平均だ。この世の半分の人たちはIQが100に満たない。電車に乗ってもどこに行っても、大雑把に半分くらいの人たちはそんな人たちなのだ。世の中のさまざまな制度や教訓などはそういう人たち向けに作られている。

私は社会にたいして大小さまざまな不満を持っているけど、結局、自分のような人間はどこまで行っても少数派だし、私があれこれ考えたところで、そのやり方はほとんどの人たちには適用できないのだ。

その後もいろいろ勉強して多くの知識を身につけたけど、結局、そういう一番肝心なことがわかっていなかった。

とにかく、それが現実で、その現実の中で私は生きていかなければならないのだ。

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