2019-05-13

anond:20190512230317

製造方法を変えることができたので、粉末一粒が半分くらい小さくなったってのも理由の一つだよ。

オレオサイエンス 8(11), 479-485, 2008

1987年コンパクト化の背景には, 新たな造粒技術(圧密化)の開発により, 硫酸ナトリウムの配合量を大幅に削減することや, 新洗浄成分「アルカリセルラーゼ」の配合によって, より進化した洗浄メカニズムを導入することにより達成された。

あと、販売当時コンパクト洗剤が売れなかったのは『「洗剤たくさん入れないと落ちた気がしない」という消費者使用感によるもの』と言われている。

記事への反応 -
  • 昔の洗濯用洗剤(粉)ってやたらでかかったよな?普段の買い物の中では最重量だったと思う。 並ぶのは米くらいだが、米は米屋に配達してもらってたし。 「それは粉石けんだったのでは...

    • 酵素を使うようになったからじゃなかったっけ。 J-STAGEとBLUE BACKSのサイトで最近それっぽい論文と記事を読んだ記憶がある。

      • 製造方法を変えることができたので、粉末一粒が半分くらい小さくなったってのも理由の一つだよ。 オレオサイエンス 8(11), 479-485, 2008 1987年のコンパクト化の背景には, 新たな造粒技...

      • わーお!面白い情報ありがとう! インターネット最高、増田愛してる!!

    • 単に設計が変わっただけなのでは。昔は大箱にたくさん入ってた→お得感があって売れた。 共働きが増えてお母さんが忙しくなってきて大きい洗剤買いにくくなってきた→濃縮タイプや...

    • 2011年のマーケティングジャーナルの記述によると https://www.j-mac.or.jp/mj/download.php?file_id=103 1975年 花王は洗剤粒子の濃縮化に成功し、従来の1/2の容量の「新ザブ」「新ニュービーズ」を発売...

    • コンパクト洗剤の発売から多分2,3年遅れる動きのようだけど、洗濯洗剤の原料が石油由来からパーム油、ヤシ油由来に変わっていったみたいね。同時にパーム油は食用での消費も増加し...

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