2019-05-10

伝統を守る必要性は皆無である

とまで言う気は毛頭ない。

中には守った方が良い伝統だってあるだろう。

しかし守るのであればきちんとした理由根拠を示して欲しい。それの保守税金が注ぎ込まれるのであればなおさらだ

少なくとも『伝統から守るべき』などという思考停止の戯れ言には耳を貸す必要性は皆無である。何故なら人間は守るべき伝統を選別しているからだ。

現代日本人の大半は髷や日本髪を結わないし、和服普段着にしない。片や伝統を捨てながら、片や伝統を守るべきと言う。全く筋の通らない事だ。『伝統から守るべき』と言っていいのはあらゆる伝統を守ろうとする人間だけだろう。そんな人間世界のどこを探しても存在しない。

お分かりだろうか? 残るべき伝統を決めるのは、『残したいか、残したくないか』のみなのだ

伝統から残すべきです」という発言無意味から止めよう。それよりも「俺はこの伝統を如何に守りたいか」を語ってくれた方がよっぽど有意義だ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん