2019-05-07

たのしい幼稚園

スーパーお菓子売り場に行くとちょっとしたおもちゃラムネが付いて300円とかで売っていて、4歳の娘が欲しがる。「高いかダメ」と言って大抵買ってあげない。もっと小さい頃たまに買ってあげたくらい。

アンパンマンやらプリキュアやらを見ていると合間のCM全てが幼児物欲に火を付けようとしてくる。娘は見るもの全てに「あれ欲しい」と言っている。

今月号の「たのしい幼稚園」のCMを見て付録を欲しがる娘。付録ハンドルを回すとテグスビーズ勝手に通りネックレス等が作れるおもちゃであった。

なんとなく私も心惹かれるものがあり、3回目に欲しがった時に買ってあげると約束した。

約束したもののあっさり忘れていたのだが、買い物に出かけた時に娘が例のビーズおもちゃが欲しいと言い出したので本屋に行って買うことにした。

たのしい幼稚園のような雑誌を買うのは初めてである。値段を見て驚いた。税込920円。高過ぎると文句を言いつつレジに持って行く。

その時発せられた「ママはいつも高いと買ってくれないよね?なんでこれは買ってくれるの?」という純粋質問

勝手に650円くらいかと思っていたので買うと約束したというのはあるが、そもそも自分が買ってもいいかなと思ったから、という理由しかない。そしておそらく二度と買わない…。母親の好みでしか物を手に入れられない子供可哀想であるが、仕方がない。

「たの幼」の付録はよくできたもので、しか継続使用ができないものであった。付属の専用ビーズのみ使用可能で、ビーズネックレス一本分しか入っていない。飽きっぽい子供には正直これくらいでちょうど良い。

本編は幼児の大好きなシール遊びに、切り貼り遊び、折り紙遊び、数字ひらがなのお勉強ができるものになっているのだけど、ほぼ全てのページがおもちゃの紹介、アニメ番組の紹介を兼ねている。

本当に女性誌と変わらない。派手な付録で釣って、フルカラー広告を読ませる。そしてバカ高い。こんなに高いとは、知らなかった。

  • 買ってあげてよかったと思うよ。 俺は幼児の雑誌を買うことを却下したことを今でも後悔している。もっと子に共感して甘やかせてやってもよかったのに

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