たとえばだ。
毎日ハーゲンダッツ食うことでちょっとずつ人生の辛さが和らいで、食ってなかったときより心が壊れにくくなって1年長く働けたとしよう。
そしたらその1年で稼いだ額-ハーゲンダッツ代の分だけ生涯における可処分所得が増えるわけだ。
それが成立するバランス。
たとえば毎晩飲む酒を発泡酒から生ビールに変えたらどれぐらい長く働けるのか、ソシャゲの課金回数をどれぐらい増やしたらストレスがどの程度和らぐのか。
そしてそれによって生涯の可処分所得は増えるのか、消費が上回って逆に減るのか。
たくさん稼ぐ人はたくさん使ってもたくさん稼げるから問題ない。
ちょっとしか稼げない人でも、ストレス解消に大きく効果が出るものにはお金を潤沢に使うぐらいでいい。
そこだよね。
語るべきは。
問題は、食費を10倍使ったからといって幸福度が10倍にはならないってことだね。
更には個人の趣味趣向が関わってくるし、金を消費するのにかかる時間や副作用も考慮しないといけない。
それを十把一絡げで語ろうとするのは愚かだね。
ラムゼイ・モデルですね