金曜の夕方、バスを待っていた。遠くから騒がしい軍団がバス停に向かってくる。
サッカー少年の軍団10人と引率のママさん3人。少年らは小学3年くらい。
会話の内容はたわいもなく、とにかく賑やかだ。
この年頃の男の子の扱いは大変だなぁと思ってると、少年3人の小競り合いが始まった。1対2。
1人で孤軍奮闘してた子の親らしき人が割って入り、ちょっかい出せないように自分の子を羽交い締めにした。
その女性は、残りの2人にもやめなさいと言う。その間、あとの大人2人はなぜか知らんぷり。
2人の攻撃が止まないので、羽交い締めにされている男の子は、反撃すべく母親の手から逃れようとするが、小3では大人の力に敵わない。
そうこうするうちに、その羽交い締めにされてる子が泣き始めてしまう。悔し泣きだ。母親は子供を抱きしめて慰める。
もちろん、親としてはくだらないケンカを止めるのは当たり前だ。しかし、この子の将来を考えた時に止めるべきではなかったのではないかとふと思う。
昔、オヤジから、ケンカは勝つまで帰ってくるなと言われたものだ。無茶言うなと泣きたくなった。
しかし、今になってみれば、勝つか負けるかという事実より、負け癖や負け犬根性をつけないためだったと理解している。
好きか嫌いかに関わらず、男の子は、将来、「男」であることを求められることになる。
こうした考えを昭和オヤジの、時代錯誤の発想と吐き捨てるのは簡単だが、人間の持つ本能はそう簡単に変わらない。
男の子は幼い頃から暴力性を備えている。女の子との違いは決定的だ。
大人になった女性を見ても、いまだに「男らしい男性」が根強い人気なのは、巷のアンケートなどを見る限り明らかだ。
親は誰もが自分の子供に良い人生を送ってもらいたいし、自分が信じる信念の元、力強く生きて欲しい。
「どうせダメ」と負け癖のついた男の子は、その後の人生でも自信なく妥協していくような気が私はしている。
いやー、その事例みたいに去勢教育しといたほうが社会に適応できるんじゃないかな 去勢したからにはヘナチョロンで通せる環境に上がれる教育しなきゃだけど
子供のケンカはさておき、母親3人の振る舞い方のが気になるわ 子供達がケンカをはじめて、母親の一人が止めに入ったなら、普通は自分達も子供を止めると思う 2対1の2の側の母親2人が...