2019-04-25

俺はハザードマップをナメている

内陸部の都市に住んでいる。山は遠くにしか見えない。近くを流れる川は直線距離にして200メートルくらいかしかし海からは相当に遠い。活断層からは外れているし、ダムはるか上流だし、超巨大地震がきても津波に襲われることは無い場所だ。

大雨による川の氾濫、堤防決壊可能性を挙げるならこれくらい。ただこれとてこの60年起こっていないし、上流の治水排水ポンプの整備もできている。

それでも我が家ハザードマップで0.5~3メートル浸水領域にあるのだ。

数年前、特別警戒警報が俺の街に発令された。50年に1度とかいうやつだ。近隣の町に次々避難指示が出て、はたして俺の町にも避難指示が出た。近くの小学校がその場所だという。

でも俺たちは避難しなかった。だって上の階に行けば事足りるわけだから。近所の住民も動きはない。巡回車は避難を呼び掛ける。仕事からな。市職員の彼らもそこまでの危機感は無かったろう。

結果として上流で一部の堤防が切れたのと、治水の行き届かない支流部は水に浸かった。といっても怪我人が出るとかいうわけではない。

ダム職員の奮闘があったとはいえ、50年に1度レベルでこれである。この先同じかそれ以上のものに3、4回遭ったとしても、せいぜい床下浸水程度だろう。

配布されたハザードマップで俺たちの危機意識は確かに高まった。色の濃いところは本当にヤバそうだとは思う。しかし俺の家には何事も起こらないし大丈夫だと俺はタカをくくっている。

怖いのは火事だけだ。

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