2019-04-22

久しぶりに実家に帰った

東京から電車小一時間、30年前にニュータウンとして開発され今は過疎化が進む町。

JRの駅からは徒歩で3~40分程、車なら10ちょっとかかる。

私が子供の頃は近所に大型スーパーがふたつあって、歩いていけるところにコンビニがあって、

美味しいお弁当屋さんやテイクアウトピザ屋さん、ホームセンターなんかもあって、

小学校中学校徒歩圏内にあって、図書館役所ちょっと遠かったけど、郵便局はあって、

生活するのに困らない田舎の町」だった。

今では上記の店は全て潰れて、車で5分のところに少しだけ大きなイオン

潰れた店のあとには中古車屋と紳士服屋消費者金融ATMができて、

コンビニは老親の足では歩いていけないところに移った。

ネットスーパー生協を駆使しているようだけど、

足の悪い親にとっては「生活するのに困らない町」ではなくなったように思う。

同級生マイルドヤンキーになる人はあんまりいなくて、

県内ならもう少し発展した新興住宅地の方に住んだりしているみたい。

そうしなかった人たちは東京に出てきて暮らしている。

イオンに行ってもさ、本当に老人しかいないんだよね」

と言う親を見て、この田舎に戸建てを構えたあの頃一体何を考えていたんだろうと思ってしまった。

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