新元号「令和」が中国では既にお酒類の商標として登録されていた件の報道を見ていて思った。
商標関連の報道はいつも何に対しての商標なのかが報じられないことが多かったが、今回はお酒類の商標だときちんと報道されている。
※商標は選択物。この商品(サービス)に対してこの名前を思いついたというように商品(サービス)を指定して登録する。
今回は何故、対象商品をきちんと報じているのかは分からないが、非常に評価できると思う。
これまで商標として登録された(されている)と報じられても何に対しての権利なのかは不明確な報道が多かった。
新商品の何とかが発売されましたと言ってもその何とかがゲーム機なのかクルマなのか分からない、そんな報道は考えられないわけで、
任天堂から新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が発売になったと報道されるのが自然だ。
ところが商標報道では何故かこのようになっておらず、例えば任天堂がニンテンドースイッチを商標として登録しているというような変な報道がされているのがこれまでだった。
今回の傾向は非常に評価できると思う。
[注意] ただし、非常に有名なものについては不正競争防止法により、商品名やサービス名への使用全般が制限される。
「ニンテンドースイッチ」ほど有名であれば、「ニンテンドースイッチ」という名前の豆腐も乳児用品も全てアウトになる可能性がある。
政権が怖いと、キー局連中もまじめにやるんだろうか。