2019-03-28

カメラを止めるな!のたった一つのダメなところ

人生とは、誰かが当たり前のように価値を与えてくれていると信じ込んでいるほぼ大半の人間には絶対にこの映画の良さが伝わらないということ。

一度でも絶対逃げられない瞬間に、奇跡みたいな偶然で救われた経験がある人間は、この作品をみたら共感が止まらないはず。

逆を返せば、世の中は、プロ絶対に失敗せずに当たり前のように高いクオリティ提供してくれると信じているバカが多すぎるということ。

プロは失敗をしないんじゃない。

失敗が絶対に表面に現れてしまわないように大半の人間が気づかないところでものすごい用意と努力をしている人間のことをプロという。覚えておけ。

与えられるものをひたすらに消化し続けて消費のプロになった糞市民には絶対に良さがわからない。本当に残念。

まじでいい映画。45分過ぎからずっと泣きながらみてた。

残念ながら、圧倒的大人数に期待されている中で絶対に先送りにできない本番一発勝負したことがない人間に、この映画価値はわからない。

口では説明できないけど、あの瞬間のプレッシャーは味わった人間以外には絶対からないと断言できる。

からこそ流行ってよかった。本当に流行ってよかった。

ただ、残念なのは広め方がクソ。まじで糞。万人が共感できる映画ではないのに、みんな絶対面白い!とか、まじでクソ。

なによりも作品にすぐに価値を求めなきゃいけないこの時代本当にクソ。

アングラで、湧き水が岩を割るような浸透の仕方をしてほしかった。

お金にならないから仕方ないけど、でも、目先のお金のために歴史的価値犠牲にしてしまたかと思うと本当に残念でならない。

この作品歴史的価値は計り知れない。それを目先のマネーのためにテレビ局に魂を売ったのかと思うと本当に残念。むしろ悔しいまである

でもこの映画最高。原案から脚本から撮影から、参加している全員の魂が一時の猶予も与えずそこかしこから滲み出し続けてて最高。

まじで涙が止まらない。報われる苦労があってよかった。それに尽きる。

いい映画ありがとう。それを安っぽいショービジネスにしてしまったTVうんこ

発案者はあとの時代絶対名前を発掘されるから安心したらいいと思う。

そもそも金で売れる価値を持った作品ではない。金で売ろうとした連中だけが、ただただこの作品価値を貶めているに過ぎないのだから

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