2019-03-10

女子ソシャゲ同担拒否

オタクもすなるはてな匿名ダイアリーといふものを、私もしてみんとてするなり。


私は、彼が好きでした。

ひと目みたときから彼が好きで、彼の声も、表情も全てが好きでした。

彼に見合うアバターを作り上げ、それに自己投影し、彼との空想を書き連ねることもありました。

グッズが出れば買い集め、イベント限定衣装が出れば課金をしてガチャを回し。

彼を好きすぎるあまりに、いつしか同担拒否となっていました。

まるで自分正義だ、とでも言っているようですが、他人迷惑をかける同担に仲間だと思われたくなかったというのもひとつ



今は、彼が好きなのか、分からない。

彼のことは好きなはずなのに、彼の顔を見ることができない。

近く開催される人気投票が、恐ろしくてしかたない。

いかに彼を応援しているか、彼を好きな人どうしで争わせる運営の気が知れない。

私は同担と関わりたくないから、隅の隅に隠れて、誰にも見つからないままでいたかったし、誰ともかかわりたくなかった。

同担がどれだけいるかなんて、知りたくない。私が好きな彼を好きでいる人の存在なんて、見たくない。

でも、彼のためなら私は、同担と争わなければならない。

争わないという選択肢は、どこにもなかった。


一度でいいから見たかった展示物は、不運が重なって見ることもできず。

から次へと販売されるグッズに追いつけず、彼のために何もできないと自分を責め。


きっといつか私は、彼を好きでいることに疲れてしまう。

そうなるぐらいなら、彼を好きでいる今のうちに、グッズを全て売り払い、アプリも消してしまおう。

でも、彼のグッズを手放すのは、彼への気持ちまでも捨てているような気がして。



そうして今日も、テーブルには彼のグッズが並び、鞄には同じ柄の缶バッチが整列する。

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