昨今話題の教員のブラック労働について「さもありなん」と思う部分と「お前らわざわざ余計な仕事作ってないか?」と思う部分と両方あるので書いてみる。あくまでも個人的見解だけど。
1. ムダな「○○だより」が多すぎる。
「学校だより」を月一回ぐらい出すのはまぁいいとして、他にわざわざ「学年だより」を作っているのを見ると「お前らアホか」と思う。まぁ 学年によって読める文章のレベルが違うと言われればそうなんだけど、ほぼ保護者のために作ってるようなもんなんだから同じ学校に何人も子どもを通わせている保護者からすればただの迷惑ではないかと思う。運動会直前の号なんか「いよいよ運動会」とかいって6学年ほとんど同じ内容だ。バカげてないか。しかも全部紙ベース。
なるべくまとめられるものは学校だよりに凝縮して、遠足とか社会科見学とか学年によって内容が違うものだけ「しおり」とかで内容を周知すればいいだろうと思うんだが。
たぶん「保護者に学校での子どもたちの姿を見てもらう」のが目的なんだと思うけど、頻度が高すぎる。保護者が土・日休みとは限らないし、そんなに頻繁に学校に来られるほど暇な人ばかりではない。当然教員の業務も増える。いちおうその分代休が取れる仕組みになってはいるのだが、一週間あたりの勤務時間が労基法の規定を越えるし、教員以外の職種だと「半日だけ働いてその分を他の日に振り替える」制度自体がないから、出勤したら他の平日に代休を取ることになる。が、そう簡単には休めない。完全になくせとは言わないけど、せいぜい一学期に一回ぐらいで良いんじゃないかと思う。
入学式、卒業式などが控えているとやたらと校内の飾り付けに力を入れる。が、来賓や保護者の受付やスムーズな誘導など、イベント運営の基本的なところをあまり考えていない。
いちおうイベント終了後に職員に反省点を紙に書かせて集めたりするんだけど、その反省点が翌年に生かされない。卒業生や新入生の通路をきれいに紙テープとか紙の花とかで飾るのはほどほどで良いから、スムーズに人を誘導して然るべき場所に然るべき人が座れるようにしようよ。
教員というのは学校を異動することはあっても、だいたい毎年同じようなイベントをやって生きていく人種のはずなんだが、そのわりに学習能力がなさすぎないか。「あんたたちアホなの?よくそれで子どもに勉強なんか教えられるね?」と思う。
なお、入学式のときは「○○ちゃん、入学おめでとう。先生たちはあなたと会うのを楽しみにしていました」みたいなメッセージカードが新入生一人一人に用意される。細やかといえば細やかだが、それを転入してきた教員やその他の職員(当然大人)に対してやるのは小さな親切大きなお世話というものだ。そんなものよりイベントをスムーズに運営することの方が重要だろうと思う。
その他にも「6年生を送る会」を3部に分けて卒業式以上の時間をかけてやるとか馬鹿馬鹿しいところを数えあげればキリがないんだけど、長くなってしまったのでこのへんにしておく。昔より保護者の目が厳しくなり、学校に期待されることが増えて教員の仕事が大変になったのは分かるんだけど、上記のような現象を見ていると「あんたら自分で自分の首絞めてるんじゃない?」と冷たい目付きで見てしまう。
全て意味があって行われている 子供にも自動にも興味がないあなたが 給料や名誉に連動しない労働を何が何でも否定したいだけ
意味があってやってるなら理由書けばいいじゃん。残業手当もらわずに残業とか休日出勤とかしてるから自分の時給に見合わないムダ仕事をすることに鈍感なようにしか見えない。実際...
そういう大局を仕事にしたいなら偉い役人になればよかったのに