あと数ヶ月で渡米して一年になる
正直、もうこれ以上頑張ることが出来なくて、帰ろうっていう気持ちがある
表面上はうまく振る舞えているかもしれないが、心の奥深く底では、もうこの地にいるのがしんどくて、日本が恋しくて、日本で働くことが恋しい
思い返すと、最後の最後まで自分が渡米したいのかどうか迷っていたんだと思う
VISA面接の前日、無意識に半分わざと寝不足になるような一夜を過ごして、
面接時は面接官が何言ってるか全然わからなくて、半分蕩けた頭で返事をしていた
approvedって言われた瞬間に、approveされた安堵の気持ちと、
面接の後、その足で会社に向かう途中でよくわからなくなって半泣きだった
この会社は僕に渡米してほしいということを望んでいて、それは察知して
僕もその時はなんとなくチャレンジしたいなって思って「はい」って答えてた
面接日が近づくにつれ、正直半分後悔し始めていた
あと、渡米してからその時から色々状況は変わってて、正直それがしんどいと思う部分も多い
一方でもうここで少し頑張りたいって気持ちもある
渡米したい日本のソフトウェアエンジニアは山ほどいることを感覚的に知っている
その中で、運良く自分はそのチャンスを手に入れることが出来て、他の人達から見たら、今めちゃくちゃ幸せな環境で働いているんだと思う
ここであと数年踏ん張って頑張れば、自分の市場価値はめちゃくちゃ高まるだろうし
自分にとってもその後、仮に日本に帰ったとしても、更に難しい、自分の問題解決欲求を満たす問題にチャレンジできるんじゃないだろうかと思う
でも、キャリアも大事だけど、自分の生活が一番大事なんじゃないかなとも思う
自分の精神的な安定があって、その上に身体的な健康があって、その上にキャリアとかお金とかそういうのがあっていいと思う
キャリアを優先した結果、身体や心が壊れてしまったら元も子もないとは思う
僕は良くも悪くも、自分勝手な部分/自分がやりたいことと、逆に誰か/会社の望むことをちゃんとやるということのバランスがまだ上手く取れていない部分があって
会社って組織なので、組織の一部として組織全体がうまく回るように個を殺して動かなければならない部分があるのはわかってる
一方で、俺は俺の人生を死ぬまでちゃんと楽しみたいんだから、俺がやりたいことは全部やりたいし、やりたくないことは極力避けたいんだ、という感情もある
昔、インターネットでとあるものを作ってたのもあって、「一人で」なにかの作品を作って色んな人に見てもらうのは嬉しかった
自分に陶酔して自分のベストの作品を作り、それが評価されるから尚更嬉しかった
そもそも組織の人間としてコードを書き続けることはあんまり向いてないのかもしれないともこれを思い出す度に思う
この気持ちは贅沢な悩みでもある、それはわかってる
事情は知らんが帰国したいなら帰国すればいいと思う。 1年で選択機会が与えられるのに、それで帰国したら裏切りとかは変じゃない? むかし特攻隊志願票には熱望する・希望する・希...