2019-03-03

地方活性とイノベーションのためにガレージ制度作って欲しい

イノベーション必要もの

  1. 自由トライエラーができるガレージ
  2. 型遅れ品の安価部品個人流通

ではなかろうか。



コスプレ衣装作成している女性を見てみると、①賃貸の部屋でできること、②ダイソーなどの安価で手に入れられる材料、に最適化されている。

①に関しては、ミシントルソーと布があれば、制限はあるが衣装作成可能である

②に関しては、100円均一で使えるモノを組み合わせ、塗装などを施すことで、目的のものに見えるようにしている。

版権モノ二次創作批判を受けることもあるが、創意工夫によって生み出しているわけであり、称賛されるべきことである


一方、室内での塗装は賃貸であるので苦労している。

プラモデルを塗装するというのは十数年前は行っている層がいたわけだが、今は人数が減っている。

一軒家であれば、庭などでダンボールで囲ってということは可能なわけだが、賃貸ではできない。

公園で塗装をするのも今だとすぐ苦情になると思われる。


何かモノを作りたい!という層は、コミケワンフェスデザフェスMake Fair Tokyoに見られるように一定はいる。

汚すことが前提の場所が少なくなったのがイノベーションを阻害していると思われる。

今後、人口減少で空き家が増えてきた際、利用者個々人の責任範囲で、自由に使える空間・場への活用の道があってもいいのではないだろうか。


地方で人が少ない&土地が余っているとはいえ、周囲の目を気にしろと生まれときから教え込まれ日本では、

新しいことを始めるのは困難であり、上からお墨付き必要だ。


現実空間だけでなく、Web空間においても、トライエラーができる実験場ではなくなった。

今や大きなGoogleですら、初期はレゴサーバーを立てていた。

イノベーションのためには、身の回りにどのような物を置くかが重要なのではないか

りんごの木がなければ、りんごがなぜ落ちるのか、という問いは生まれない。



もう1つ、個人でも買える範囲で型遅れ品が買えることは重要だ。

iPhone部品にばらした場合に新しいものはないと印象を受けた人がいた。

もう今どき見たことのない全く新しいモノはない。ネジから発明するというのは、必要があったときだけだ。

シュンペーターイノベーションといったのは、新結合である



深センに注目が集まったのは、部品身の回りにあるからである

それを多くの人がトライエラーで組み合わせを見つけ、次のものを見つけようとしている。

AliExpressでは、業務用の調理器具が、一般消耗品に混ざって表示されたりするが、ジュースの蓋を止める機器が出たと思ったら、タピオカジュースにつながったりする。

日本はモノは多いが、業務用の機材の流通が身近ではない。

型遅れ品でもトライアルするには十分であるので、流通必要だろ。

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