たぶん美術モデルの仕事の安全性みたいなのが主眼で、いわゆるセクハラとはちょっと違うように思う。
続き)そして言外に欲情は禁じられてる。これってなんなんだ? 何ゆえなんだ? 歴史的経緯は? 美術・芸術の領域(具体的には芸大上野キャンパス)から一歩出た世間は、まったく違う風か吹いているじゃないか? どっちが嘘をついているんだ? どっちが病的なんだ? そういう問いです。— 会田誠 (@makotoaida) 2019年2月27日
こういう文脈で、存在するのはずなのにないものとされている美術モデルに対する欲情というねじれた感情について疑問を持ち、それをテーマに偽悪的な作品を作って問題提起する、というのはある意味理解できる。あえてタブーに触れるという現代美術家としてはわりと普通の行動でもある。
一方で、受講した女性は美術モデルを仕事にしているので、タブー中のタブーである、モデルに対する欲情という感情が存在するとなると安心して仕事ができない。作家とモデルという立場からしても先日の荒木経惟を告発したモデルのようなこともあるし。そのため、主催の学校側に対して「モデルが安心して仕事ができるように、業界の正常化のために、あのような言動はさせるべきではない」という主旨のことを訴えたんじゃないかと思う。つまり業界のための義憤であって、個人的にエロい作品を見せられてショックを受けたとかいうナイーブな話ではない気がする。完全に想像だけど。
学校側は学校側で、その主旨をうまく呑み込めず、よくある作家の表現の自由をモラルで抑えつける話かと思って、美術の自由を守るために今後双方関わらないようにするという方向で示談をまとめかけた。
しかしながら、それはつまり当該学校に関わらないということで、職業として美術モデルをしている当人の活動の場を狭めることになってしまう。もともと、美術モデルが安心して仕事できるようにと訴えたのに、まったく逆の仕事がしにくくなるという示談条件はとうてい受け入れられるものではない。ということでおおごとに発展したんじゃないかな。
会田誠の作品がエロいとか発言がゲスいとかいうのは、主張の正当性を後押しするために付加しただけで、本当の主張は別のところではないかとエスパー予想した。
存在するのはずなのにないものとされている美術モデルに対する欲情というねじれた感情 そもそも、本当に「ないものとされている」の? 女性へのセクハラなんて日常的にあるものだ...
女性へのセクハラなんて日常的にあるものだし、男子学生ばかりが集まってる場にいる裸の女について 女性が「セクハラ」と騒ぎ立てることは日常的にあるものだな
会田誠の作品がエロいとか発言がゲスいとかいうのは、主張の正当性を後押しするために付加しただけで、本当の主張は別のところではないかとエスパー予想した。 そりゃ、フェミに...