一文でいうと自分の価値観と世間一般の価値観の線引きって難しいなあって話。
いつも企業のプロモーションの女性に対する姿勢に関して敏感なひとたちを中心に燃えている感じ。お正月のパイ投げポスターというほどではないけど、これから燃え広がっていくのかも。
こういう炎上って、燃える前に何とかならんのかと毎回見ていて思っていた。そういう炎上をするときは、大抵「そりゃ燃えるよこんな価値観」と思うことが多かったから。
でも、「そりゃ燃えるよこんな価値観」と思うことに対して、私はその理由を「何となく」以外にうまく説明できないんだよね。何となく意味なくパイ投げされている女性を見るのは嫌。何となく25歳以上の女性を「女の子って呼べないでしょ」と罵るのは嫌。何となく「女ってこういうドロドロした友情なんでしょ」って言われるのは嫌。
例が極端で申し訳ないけど、「人を殺すこと」だって究極「何となくだめだ」と思うことが大事だからだ。殺したいほど憎む理由があっても、この社会の中で「何となく」だめだから人は思いとどまることができる。それが倫理だと思う。
でもこの「何となく嫌」が、企業のプロモーションと私とで、いまの社会ではどうしても合致しない。相変わらず女子大生はおじさんの性的対象だし、20代後半女性は女子として振る舞うと「イタい」とされる。果ては「女とか関係なくわたしはわたし」を要求される。そんな価値観の広告が溢れかえっている。
で、それを「嫌」と思うひとたちは声を上げる。当然のことながら、そういうひとたちは大抵怒っている。怒る声は大きい。そして嫌という声は受け入れられたり、押し退けられたりする。
でも、それが世間一般の「何となく嫌」になるかっていうと、それは残念ながら違う。
だってそういう広告は消えない。あんなに燃えたと思ってたけど、今回のロフトバレンタインは起きたから。「何となく」嫌とと思うひとたちがいなかったからゴーサインが出たわけだし。
当たり前だけど、「私」が嫌、と思うことは「世間一般」の嫌ではない。そう思いがちだけどね。そして逆もしかりになる可能性もあるわけで。
うんち
やっぱサザエは平成の内に放送終了した方がいい。
サザエはまじでイラネ
そいや、こち亀って上手いことフェードアウトできたよな
だけど「大改造!劇的ビフォーアフター」はずっと続けてほしい