自分は33年生きてきて一度もパチ屋で遊んだことはない。トイレの為入店したことはあるが、そういう男なので、パチ屋の事情はよく知らない。
だがはてブで「飲み会代を代理でクレカ払いして実質現金化しパチ屋へ」という記事を見かけて、疑問が湧いたのだ。
クレカのショッピング枠現金化はダメですよという話はよく聞くし、ネット上でもアマギフやらチュンカやらを経由してそれを実行しようとする人がいるのは知っている。
でもそこまでして現金を調達したがる人は、多重債務で返済に追われている人か、ヤクザのような現金オンリーの闇取引をしている人だけだと思っていた。
パチ屋は三店方式で賭博として扱われないようにズルをしているグレーなビジネスだということは知っている。
調べたらtotoやBIGのようなスポーツくじには使えるし、競馬や競輪といった公営賭博でもクレカは使えるらしい。
また、賭博ではないがいわゆるソシャゲでもごく普通にクレカ決済ができるし、限度額まで使う人の話もちらほら耳にする。
けれどパチ屋でクレカが使えない理由は、少しぐぐった程度ではよく分からなかった。
仕方がないから自分で考察すると、おそらくパチ業界の自主規制なのではと思う。
あるいはカード会社が、パチ屋を反社勢力と捉えて忌避しているかのどちらかだろう。
パチ屋は自分たちのビジネスが、上で挙げたような他の賭博類よりもいかに悪質であるか理解している。
クレカを解禁すると破滅して「被害」を訴える顧客が続出し、当局に見逃してもらっていた立場が危うくなるのではないか。
そうであるとしたら、パチ屋にはぜひクレカを解禁していただきたい。
そうでないと、本当に愚かな人は、負けを取り返そうとして闇金や換金業者を装った詐欺師にすら引っかかるのだ。
パチ屋の問題は、パチ屋自体の悪質性だけでなく、こういう完全な犯罪集団も寄せ付けているところにある。
オンラインゲームが、RMTに手を出してカモられるユーザーを減らすために「公式RMT」とも呼べる仕組みを作り出したように、
そりゃパチンコやらずにクレカで買った玉流したら錬金術になるからに決まってるだろ。 だからカード会社は決してやらない。