アニメゴジラをレンタルで観た。怪獣惑星、決戦起動増殖都市。面白かった。その後、映画館で星を喰う者を観た。
決戦起動増殖都市が特に良かった。「これは違う」「初めから失敗している」などとひどいレビューが多い。同意はできないが、どんなレビューを書こうがそれは自由である。
批判が多いということは、製作者にとって勲章なのだ。注目されていることと同義なのだから。
作品の価値を判断できるかどうかは別の問題である。誰でも楽しめるかどうかというのは、作品の価値とは別の話である。
皆に褒められるというのは普通、死んでから後のことなのだ。生きている間は目いっぱい批判されるのが普通であり、批判を浴びまくるくらい注目を集められる人などほとんどいない。世間から袋叩きになるくらい批判されるのはそれだけ存在感の大きな人間なのだ。影響力が巨大な人物なのだ。成功者だからこそ叩かれるのだ。
究極の選択に直面するハルオ、ビルサルド(ガルグ)とエクシフ(メトフィエス)両人種の、ハルオに語りかける言葉、合理主義と精神性を重視する宇宙種族。凄く面白かったのだが、それを共感してくれるような人はあまりいないようだ。虚淵玄は凄いなあと痛く感じさせられたのだが、彼は孤独なのではないかとも思った。彼を理解できる人は多くはないはず。それでいて、自身の味をここまで出して、面白い、深い作品を世に出せるのだ。それには大衆受けする重要性を理解し、わかりやすさとテーマの深さを同時に追求しているからこそだ。凄まじい脚本家だという他ない。
うんち
あーあのタワーディフェンスを原作にした映画でしょ。