自分がいる課は、以前とある係長がパワハラ上司としてのさばっていて、自分が来る前にも若手を3人辞めさせており1人を休職にしていた(復帰できずそのまま退職)。
資格持ちで仕事が有能なのは確かなのだが、自分以外をクズのような目で見ている部分があった。
頭ごなしにしかってきたり、作成した資料の言葉の意味をいちいち掘ってきて揚げ足取りをしたり、「これはあくまで持論だけど」と前置きしていた彼の意見に反論すると「課の総意に逆らうって言うんですか?」と言い出したり。
毎日心が削られて遂に自分も休職したのだが、後から考えるとそもそも課長も全くダメだった。
係長の傀儡になっていたし、トップダウンでやるべき仕事を下っ端の自分に押しつけていたし、休職した自分に産業医との面談に必要な書類の案内を全然してこなかった。(「しばらくそっとしておいたほうがいいかと思って」という言い訳だった。きっと自分も復帰しないまま退職すると思っていたのだろう)産業医に書類が提出できなかったおかげで復帰が1か月遅れたので、今でも根に持っている。
さらに復帰後には「休職したせいでやるべきことが全然できなかったよね?」とボーナスも最低の査定にされた。事実ではあるけれどもっと言い方あるだろ。
その後数年。色々と昇格や異動があり、課長やパワハラ上司も別の部署へ行き、気付いたら課のメンバーが自分以外全員入れ替わっていた。
今はとてもスムーズに業務が動いていて、やっていることは同じなのに人が違うとこんなにも違うのか…とびっくりしている。
そして、「心の持ち様でどうにかなる」と言われようとも、周りがダメだと本当にどうにもならないよな…と改めて感じている。