2019-01-08

選挙供託金制度存在するのが納得できない!

次の参院選を例に上げよう。

300万ほど軍資金を用意できない人は、参院選立候補する資格がないというアレです。

これ、大正14年制定からなんですが、泡沫候補を防ぐ以前に、政治家になれる人(階級)を絞っているということなんですよね。

ぶっちゃけ泡沫候補は、どうせほぼ当選しないんですから供託金0円でも良いはずです。もしくは、選挙ポスター印刷代+選挙カーレンタル代程度10,000円でも100,000円でも、少額な供託金にしてもかまわないのにね、なぜそうしないのかは、考えてみれば、簡単なことです。

 

それから、何も人(階級)を絞っているだけじゃない。階級社会を前提とした選挙制度なんですよね。

政党ではない、政治団体場合公職選挙法により、9人以上の立候補者を擁立できない政治団体は、全国比例選挙立候補できないという誠に不平等制度

まり政党でない政治団体が全国比例代表に1名立候補しようとするものなら、

最低 9人 × 300万円 + 1人 × 600万円 = 3,300万円ほど必要なんです!

政党は、政党助成金が入ってきますから、実質、元々政党に属している人が立候補するのも 300万円なんか屁のぐらいの政党助成金がありますから、何もお金に困りません。

こんなん、はっきり言って、無所属議員になっても、何も政治活動なんかできないに等しいです。だって、金がないんだから

 

というわけで、そろそろ気づきましょう!

いまのこの選挙制度で、一体誰が嬉しいのか?

いまのこの選挙制度を変えられたら、一番困る輩は誰なのか?

  • 落合陽一はカースト制度を希望してたが、 現実問題カースト制度という形をとってないだけで我が国にも普通に暗黙の身分制度は存在するし、 きっと他の国でもそうだと思うんだよな

  • 逆に投票に金がかかる(強制徴収)ってどうかな 癪に触るけど投票率上がりそうだし真剣に選ぶと思う

  • ついでに言えば次の選挙に出ようと政治活動を始めると「選挙活動」とみなされて公選法違反になってしまうというのも大問題。 政治家になるためには選挙に出なければならず、政治活...

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