捕鯨関連の話題になると「鯨は不味いから食べなくていい」って意見をよく見かける
俺の住む地方ではそれなりに鯨を食べる機会があるのだが、俺としては結構美味い物という認識だからだ
コリコリした歯ごたえに、噛むとぐっと旨味が広がる
ただそのままでは少し癖があるので、酢味噌や酢醤油などをつけて食べる事が多い
母が特に好きなので、偶に買ってきて自宅でも食べている程度には馴染みのある食材だ
尾羽に比べると鯨ベーコンなどは食べる機会は少ないが、それは単に値段が高いのでなかなか手が出ないからだったりする
親戚が来た時などには上等の赤身を買ってくる事もあり、大半は親戚の胃袋に消えていく
別にネトウヨ的な動機で無理して食べている訳ではなく、単に美味いから食べている
じゃあなんでネットでは不味いと言われるのか?
父と話してみたのだが、昔給食で出されていた頃のイメージなのではないか? という結論に至った
給食で竜田揚げなどで出されていた鯨肉のイメージが未だに強く残っているのではないか、という事だ
だが当時と比べると冷凍技術を始め、食品の保存、加工技術は格段に進歩している
鯨のベーコンは俺が子供の頃はもっと生臭いイメージだったのだが、今はほとんど感じない
子供特有の敏感さという面を考慮しても、大きく向上した面だと思う
急速冷凍や真空パックにより、鮮度を維持した状態で食卓に上がるようになった事も大きい
くどいかもしれないがが、現代の食品加工技術で提供される鯨肉は結構美味いのだ
「鯨肉は不味い」という視点から「不味い鯨肉が商業ベースになるはずがなく、日本の捕鯨は廃れる」と「楽観的な」ブコメを書いてる人が偶にいる
俺は甘い考えではないかと思う
なんらかの形でブームが来たら一気に流通量が増える可能性はある
美味いなら乱獲したい
動物は好きだし野生動物保護とか積極的にやってほしいし絶滅は極力避けたいと思っているが それとは別に、食べたことない種類の肉は食べてみたいんだよなあ ある意味、動物好きの延...