右翼は日本に昔から居る人間、左翼は新しい人間という
考え方があるのを聞いたが、全くもってそのとおりである。
日本が戦争に負けた時、それと同時に日本は滅亡したのである。
有史以来、一度も対外戦争で負けたことの無い日本が負けたのだから、
これまでとは違う日本人が出てくるのは当然である。
つまり、今の日本は敗戦後の新しい日本人と
敗戦前の古い日本人が混じっているのである。
右翼の敵である左翼などというものは
右翼共が戦時に暴走して日本を敗戦に導いたがために生まれた賜物であろう。
君らが失敗しなければ左翼など生まれなかったのである。
日本史において、最大のターニングポイントは二つある。
一つは開国、二つ目は敗戦である。
この間の時代を日帝時代という人間もいる。
近代国家に成長した日本は敗戦を受けて、全く違う国になった。
確かに形式的には風習や慣習が残っては居るが、
やはりその精神はもはやこの世界からは駆逐されたともいえる。
そしてその駆逐された精神を取り戻そうという運動は滑稽他ならない。
この世界から駆逐された精神はどこをどう探しても見つけることはできない。
ましてやそののちに生まれた新参者が見よう見まねで真似したところで
それは中身の無い妄想に過ぎない。
Permalink | 記事への反応(1) | 17:26
ツイートシェア
いや、今の時点で右翼だの左翼だの名乗ってるのは、国民生活や経済と関係ない明後日の方向ばっかり見てる連中だろ。 右翼は海外との揉め事や、数十年前の戦争や、富裕層のほうばか...