ヒプノシスマイクコミカライズが主にこれまでに与えられてきた情報との齟齬によって燃え上がっているのを皆さんはご存知だろうか。
『解釈違いなんてヌルいこと言ってんじゃねえまじ分かんなきゃ地獄を見るコース』
http://fuhouse.hatenablog.com/entry/2018/12/18/203101
『公式のソレを踏みにじられて黙ってられるほど俺は人間ができてねぇぞ!』
https://takadadesun.hatenablog.com/entry/2018/12/20/161149
言わねえよバーカお前らが騒ぎ立てるからkmrsbrが事態収束させんのに動いちゃったんだろうが俺はめちゃくちゃ悲しいよ何にも悪くねえし無視することもできるのに事態にコメントしたkmrsbrまじで神だぜ??????????簡単に言うなら学級会が荒れて先生が「先生は悲しいです」とか言って泣き出して他の教室行ってみんなで迎えに行くやつだよな…
ん?
""学級会""?
「学級会はなぜ開かれるのか」
の二本でお送りします。
「学級会はなぜ開かれるのか」
今も好きだけど面倒だから「前ジャンル」と表記するがTwitterでの賛否の分かれる論争を学級会と言い表わす人がいたのは前ジャンルでのことである。
わたしがここで話すのはこのTwitter上で行われる学級会のことである。
最初に例えた人上手いなあと思うのは、学級会というニュアンスには様々な意味がある。
・お互いのdis(口論)ではなく、自分たちには直接的な関係のない第三者への論争である
・ちょっと〜〜○○ちゃん泣いちゃったじゃん、的な感情的な論争がしばしば見られる
・しばしば話の論点がズレ、ただの喧嘩になったり、人を納得させることや相手の意見をねじ伏せることに必死になりがち
Twitterでの学級会が開かれる条件はこの中でも議題が第三者的であることが大きいだろう。自然に賛否が分かれ、中心メンバーは大体確固として動かず、言わば浮動票(特に意見のない傍聴者、早く学級会が終わるのを望んで意見を発表しない静観者)の奪い合いとなる。大体反対派の方が意見はしやすく、人が多い、または人が多く見られがちである。
忘れないでほしいのは静観しているメンバーである。彼らはただじっと、波が過ぎるのを待っている。
学級会に当てはめて考えよう。
キーになるのは反対派の方が意見をしやすく、大きく見られがちであるということである。
いわゆる炎上の最初のボヤ、を見たものはいるだろうか。わたしは見ていないが、誰かがコミカライズdisをツイートして、なんとなく「あ、わたしと同じようにこれを読んでもやもやした人がいたんだ!」と本来なら炎上に加担しないような人たちによってボヤは炎となり、普段なら意見表明しないようなユーザーまでもが意見表明するに至った。今回の学級会がこれほど大きくなったのは、反対派の数が普段の炎上より若干多く、炎上はそれらを何倍にも増幅させて見せるので、
なるほど、人というものは大きな問題になればなるほどより自分の方が賢いとマウントをとりたがり自分の意見を声高に表明しがちになる。
最初に絵が下手だとかストーリーが面白くないとかめちゃくちゃ素直に言っちゃったやつ誰だよ…それを心に秘めときゃもやもやは伝染しなかったのにな。
みんな冷静になれ!みんなが思ってるより大きい炎上じゃない。騒ぐな。みんなが今モヤモヤしてるのは家族にうつ病の奴がいるときに自分までうつ病な気分になるのと一緒!
どうかこれ以上騒ぎを大きくしないでほしい。
推しカプの前であふれたあのTLに戻ってほしい。
さっきも言ったみたいに、ただじっと騒ぎが収まるのを待ってる人たちがいるんだ。