2018-12-19

ネット政治の仲間が怖い。

ネットに居ていろいろ仲良くなった人達がいる。リベラルに属してるタイプだ。

みんないわゆる学識のあるタイプ

一流と言われる大学を出てたり、いまも院に居たり、教員をやってたり、ネットニュースに記事掲載されていたり、まあインテリと呼ばれる人間だ。

良家の出だったり、実家が太かったり、地主の息子だったり。

僕のような三流大出の地方での介護職、200万ギリで働いている人間とは、リアルだったら関わらない人間だったと思う。

しかしここ最近、彼らが怖いと思うときが増えた。




ひどく冷酷に見える事がある。

彼ら彼女らは普段はとても礼儀正しい。非常に紳士的だ。とても優しい。同じ価値観を共有している間は。

少しでも安倍晋三政策で、僕の暮らしが楽になったことを匂わせると、「それは間違いだ」とか「錯覚だ」と論破しにかかってくる。

それで僕は「まあ、そうなのかなあ」とおとなになったふりをして引くのを繰り返すわけだ。

ただ、ここ最近、あまりにも彼ら彼女らと、感覚が違うことに驚く。

彼らは「この会社を追い出されたら次がない」とか「ブラック企業で安月給で追い込まれる」とか「無能故に300万の仕事につけない」とかの感覚がないということを最近悟った。

そういう状況に追い込まれても「自分ならうまくのりきれるし、その知識がある」と信じてる。

はっきりいうと、生まれからカネに困ったことがない。

大学親の金で行ったり、仕送りしてもらったりで、奨学金が1000万返済の人間がいるとは知識で知ってても感覚では理解できてない。

から、決定的なところで、価値観が食い違う。




僕は安倍政権の何が許せないかというと、消費増税をしようとしているところだが、彼らはいわゆる「戦争法」が決定的に許せなかったみたいだ。

そこはまあ、経済的格差問題になることが違うんだろう。

ただ、問題はそうじゃない

あらゆる問題について完全な同意を求められる事が増えた。

あらゆる問題について僅かな誤差も許されない同調を求められる。

韓国徴用工については「日本企業100%補償すべきで安倍内閣国際社会の敵だ。韓国政府に非はない」というスタンスを求められる。

女性の権利については「日本レイプ大国であり、男は原罪を負ってるから女性告発100%信じなくてはいけない」という同調を求められる。

安倍晋三については「あらゆる政策無能裏目に出ているが、国民馬鹿から好景気錯覚に惑わされているが、君は賢いので本当は気付いているんだろう?」というスタンスを演じなくてはいけない。

5年ほど前まではここまで極端な人たちではなかった。

そんな極端な同調を求められるものから、仲間内の中から脱落者が出る。ついていけなくなるのも当然だ。

そうなると、ネトウヨになった、冷笑主義者に堕ちた、承認欲求が彼を狂わせた、とか敵認定されて100%の敵になってしまう。

で、唐突理解した。

「ああ、物言えぬ空気ってこういうのか」と。

  • そういう人は増田じゃないけど、ブクマには15人ほどいるね 政治経済のブクマを観察しながら徐々にそういう人達の意見のパターンを学んで処世術を考えるといいよ

  • そいつら、インテリというより世間知らずという印象。 一度増田の職場を案内してやるといい。拒否ったら本気で社会を知る気がないということ

    • 住んでる場所も、関東近郊と、ど田舎の違いがある。 アメリカだけじゃなくて日本も断絶があるんだろう。

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