大人になり、アラサー近くにもなってふと思ったのは、自分の住んでいる街の一番偏差値が高い高校に行きたかったなという事。
かく言う私は、当時色々あって精神的にも肉体的にもボロボロな状態で精神科に通院するのが精一杯で中学ですらロクに行けなかったので、高校は行きたくなったのだが、親が高校だけは出ておけと強く言うので
しぶしぶ仕方なく通信制の高校に行って、とりあえず卒業はした。
当然、そんな肉体精神共にボロボロな状態が治ってもいない状態で通学してたので、正直言って中学高校の記憶は殆ど無いし思い出したくも無い。
つい最近、工業高校の思い出を語る人を見かけたんだけど、とても楽しそうだった。
私も物作り系は趣味でやったりと好きなので、そういう経緯もあって何気なく地元の工業高校について調べてたら、アクセスは悪いが、とても面白そうな授業をしているんだなと思った。
専門職に就かないと触れないような機械や知識について高校の時点で学べるんだから、羨ましいなと感じた。
次に工業高校の偏差値ってどんなもんなのかと気になり、気が付いたら地元の偏差値が一番高い高校が目に付き調べてた。
地元の一番偏差値が高い高校は、いい意味で校風が自由で、私服通学だったり余計な校則が無かったりと評判がいい。
HPを見ると部活動の記録とかあるので見てたけど、かつて私も入部してみたいなと思ってた憧れるような部活もいくつかあって惹かれた。
10代の頃もその偏差値が一番高い高校に憧れていたが、高嶺の花もいい所だった。
当時は当然病気で勉強出来る状況じゃなかったし、仮に健康だったとしても勉強は出来ない側の人間だったので、普通の偏差値の高校ですら厳しかったと思う。
(勉強も出来なければ、スポーツも出来ないタイプだったからね。)
もしも、来世というものがあるのであれば。もしも、また人間に生まれ変わるような事があれば。欲を言えば文武両道、せめて苦手な科目がない程度には勉強出来る人間と環境に生まれたいな。