2018-12-12

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多治見市文化財保護センターに行ってまいりましたわ

加藤五輔展がこぢんまりとした展示室で開催中ですわ

加藤五輔は明治時代の染付絵師でお米に字が書けそうな

絵をたくさん磁器に描いていらっしゃいます

花紋花瓶が好みでしたわ

国際万博にも作品出展していらして

昔は「五輔作」を銘で名乗っていたもの

美濃国五輔」「大日本美濃五輔」と世界視野に入れた

銘に変わっていったそうですわ

途中、多治見修道院に立ち寄りました

葡萄園葡萄剪定がほぼ終わっていましたわ

上方向にぴょんと飛び出した枝だけ数本残っている株がありました

いつもの土岐市美濃陶磁歴史館では

「やきもののこま犬大集合!」を拝見しましたの

古い時代狛犬は阿行が獅子で吽行が狛犬だったもの

つのまにか両方狛犬になったそうですわ

愛知県陶磁美術館狛犬館に関して同じことを書いたかもしれませんわ

狛犬と同じように飾られる「神猿:まさる」と「神狐:しんこ」の

展示もありましたわ

阿行の狛犬の方が口のパーツが上下に分割されているため保存が難しく

上顎がなくなってしまった怖い姿でいくつも展示されていましたわ

おかげで内部が覗けて頭と胴体を別部品で作った痕跡などがわかりました

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