私はsidemPだったけど今はログインもせずにただ働いて寝てを繰り返している。
そんなオタクでも一般人にも出来ていない生活がくるしいのでここでなぐり書きをする。
課金が身の丈に合わなくなってきたり、中の人発言や炎上や他のユーザーが嫌いになったりした事もあるが、それが原因ではない。それでも作品が好きだ。
sidem 始まる前からジュピターのファンとしてデイリージュピターを見たりする日々だった。
あのかっこいいジュピターをプロデュースできるのが嬉しくて嬉しくて学生のくせに、月のバイト代全て課金していた。今も後悔はない。
コンテンツも大きくなり、私は声オタになった。
アイドルや声優さん達の知らなかった一面や成長していく姿をみて彼らに負けないように私も一緒に走っていきたいと思った。
それが間違いだった。
推しと同列に並ぼうと思った時点でおこがましいというか図が高いというか、sidemを理由に職業を選んだ事や自身と比べる相手を間違えた。
サドライをライビュや現地で見に行った。スタライリリイベお渡し会、ファスライセカライグリツア現地参加した私は彼らはどこまで成長したのだろうかと楽しみしていた。
とんでもないぐらい素敵だった。
ボイスハードン
ダンスキレキレ
お目キラキラ
本物アイドルのよう
想像を超えてた。
圧巻。
でも
歌詞が前向き過ぎるつらい。
笑顔が綺麗つらい。
仲村宗悟が慣れない格好が小慣れてる。
ところどころ記憶を失っているがみんなみんなかっこよくてかわいくって前回よりも素敵だった。
みんな出来るが増えていた。
私はsidemが始まってから出来るようになった事は増えたのだろうか。
何も増えていなかった。
仕事も私生活も人間としてもできるようになったことが一つも増えていなかった。
なりたかったアニメ石川Pのような人間になれなかった。アイドル達が信頼するプロデューサーの姿になれなかった。
この4年間一緒の時を過ごしたつもりだった。
一緒に歩んでいたつもりだった。
一緒の速度で成長したつもりだった。
sidemや声優さん達を自分に勝手に関連付けて成長した気分になっていたことに気がついてしまった。
ながにゃんがピアノを弾けるようになったのに私は何をしていたの?
勝手に比べて勝手に自己嫌悪してるだけ、コンテンツは何も悪くないし関係ない。
私は大人になれなかった。
それだけ。
それだけじゃない。
私は各ユニット各キャラの確固たる信念やりたい事、したい事をひしひしと感じる。
それに対して声優さんたちがキャラを考え歌に振り付けに演出に形にする。
その思いが心にくる。私には聞くのが耐えられない。
現実を突きつけられるのが嫌でsidemに関わる事がつらくなってしまった。