極端なことを考えてみよう。
無実の罪で終身刑を宣告され、一生の大半を刑務所で過ごした人は人生を損していると言っていいか。
その理由として、自分の主張が信用されなかった事への絶望と怒り、多くの自由を束縛された環境、将来への諦めなどだ。
究極的には、それも人それぞれかと思う。
最初から他人から信用されることに興味がなければ絶望や怒りは感じないし、そもそも自由なんて要らない、誰かに管理されて一生生きたいと思うかもしれないし、将来なんて別にどうでもいい、毎日心穏やかに過ごせればどうだって良いと思うかもしれない。
そう考えると、人生捉え方次第だ。
自分の能力の程度を測り、それに合わせて価値観をコントロールし、自分の意にそぐわない事にならないよう、自分のしたいことができるよう、そんな人生を歩む。
それが損ではない人生だと思う。