2018-11-14

プロレスベルトは少なければ少ないほどいい

理想全日本女子プロレス王座システム

WWWA世界シングル王座通称:赤いベルト)とWWWAオールパシフィック王座通称:白いベルト)が存在する。

白いベルトは主に若手選手登竜門。このベルトを巻いてようやく一人前という扱いだ。

一度巻けば大抵のレスラーは眼中にない。ある程度キャリアのある選手が挑むとなれば、今更かと白い目で見られていた。王座を落としたとしても再挑戦して取り返そうなんて選手殆どいなかった。ベルトの価値としてはあってないようなものだった。

WWWA世界シングル王座文字通り最強の証明であり、巻くレスラーにも相応しいだけの格が求められ、団体を背負えるものけが巻くことが出来るとされていた。

さらに対抗戦時代が始まるまではこの王座から陥落したレスラー引退勧告されている。ジャガー横田などはこの時王座自身の髪も賭けていたため、王座も髪もレスラーという職も失っている。

それほどまでに徹底していたため、レスラーファンも全員が絶対的な最強の象徴として疑わなかった。


反対に新日本プロレスベルトが多い。

ヘビー級選手が負けるシングルベルトは4つもある。

IWGPヘビー級王座を最高王座位置付けるのなら、他の3つのベルトは何の意味があるのか。

一応の設立目的はある。IC海外選手との試合、NEVERは無差別級、USは米国展開のため。

しかICとUSは一部被っていると選手からも指摘されている。海外選手となれば当然米国も含まれるのにUSだけ新たに新設した理由が分からない(USはIC、NEVERよりも後に設立されている)。

NEVERも無差別級と銘打っているものの、IWGPヘビー級王座を巻いたことのある選手が100kg切っていることがある以上、意味がない。最高王座階級関係なく挑めているならNEVERを目標にする理由が無い。

そもそもジュニアのはジュニア階級で戦うべきで、ヘビー級ベルトを巻きたいならウェイトを上げて転向したらいい。実際ヘビーに転向したジュニア選手は山ほどいる。

新日だけではなくWWEも同様だ。しかこちらは2ブランド制のため、最高王座が二つ存在するという訳の分からない状態になっている。

プロレスベルトは最強の証であるとするならば、ベルトは一本に絞るべきだ。

最強の証ではないのであれば、挑むレスラーはもはや恥だ。

良い試合面白い試合をしたらいいのであれば、王座なんて要らない。

年間ベストバウトを狙って競い合えばいい。

  • 新日と全日はいいかげん合併しろよ。

    • どちらかというと全日とノアのW-1の分裂した三団体をまとめるべきだ。 三冠ヘビーあるからちょうどいいだろ。

      • ぜんぶまとめて統合して「旧・新日VS旧・全日」を軸に抗争してほしいわ。 いくら新日が持ち直したとはいえ斜陽産業でいつまでも分裂してるメリットないだろ。 バスケですら1リーグに...

        • 確かにそうだわ。 インディー含めて団体が乱立したところで産業全体で見れば大してプラスにならない。 現に全女崩壊後の女子プロレスは団体乱立してどこも自前で興行打てず、他の選...

          • 新日だけではなくWWEも同様だ。しかもこちらは2ブランド制のため、最高王座が二つ存在するという訳の分からない状態になっている。 現に全女崩壊後の女子プロレスは団体乱立して...

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