2018-10-30

オリラジあっちゃん

オリラジあっちゃん記事に、憤りしか感じない。それはおそらく、自分が似たような行き違いを夫としているから。肝心なのは中田さんは、福田さん気持ちをわかろうとしたか?ということだと思う。

中田さんは、アレをした、コレをした、ということを言っているけど、じゃあなぜ妻がそうして欲しかったのか、わかろうとしたか?なぜ妻が子どもを先に拭いてくれと言ったのか。子どもが冷えてしまうことを心配していた母親心を、中田理解したのだろうか。

中田さんの主張を見ていると、自分我慢して、自分のやりたいことができていない!と仰せだけど、奥さんは?

「それぞれの夫の長所を伸ばしてほしい」

奥さんは?あんなに可愛くて素敵な奥さん笑顔をどうして伸ばしてあげなかったの?あんなに可愛かった奥さんを、わがまま若手女優にしてしまったのは、誰?

タバコ趣味の車も仕事我慢して」

奥さんは?奥さんタバコは?お酒は?趣味は?オシャレは?仕事は?

妊娠出産子育てで、ぜーんぶ我慢してるんじゃないの?

自分は人を動かしてお金を作る方が向いているし楽しい

当たり前だ。奥さんだって子育てなんかしてるより、綺麗に着飾ってて面白いこと言って、みんなに素敵って言われる方が向いてるし楽しいに決まっている。

男性は、「やーめた!」で投げ出せる。

でも奥さんは?奥さん子育てを投げ出せるの?子どもたちはどうするの?

本当に自分のことしか考えずに、わがままを言っているのは、誰?

シッターを雇えばいい」

結論的にはそうかもしれない。でもね、奥さん んは、まず旦那さんにわかってほしかったんじゃない?自分のやりたいことぜーんぶ我慢して子育てしている自分気持ちを。

同じ我慢しろとは思っていない。ただ、わかってほしい。子育てタスクの多さ、自分ことなんて考える余裕もない日々。追い詰められた気持ちを、分かって、助けてほしかったんじゃないかな。

どうやら、ここに男女の行き違いが生じるらしい。男性は「問題解決」、行動で解決したがる。妻がああ言うから、やった。言われた行動をとれば満足してもらえると考える。

でも女性は違う。女性が求めるのは、「感情の共有」。自分のかかえる悩みやフラストレーションを、とにかく「わかってほしい」。わかってほしいから訴える。

けれど、女性から何かを訴えられたとき男性は「じゃあこうすればいいんでしょ」と行動をとる。あれもやった、これもやった、と主張しているあたり、中田さんもそれに当てはまるのではないかしら。

けれど、女性が本当にしてほしかったのは、「気持ちをわかってもらうこと」。いくら行動をとっても、気持ちをわかってもらえない、自分の本当にしてほしいことが解消されないから、エスカレートする。そして男性は、こんなにやっているのに!なんで!?となる。

うちの場合はそうだった。

もちろん、男性でも他者気持ちを慮ることのできる人もいる。でも、男性の中には他者気持ち共感するということが本当に苦手な人もいる。それこそ、個々の得意不得意、の範囲であって、どちらがいい悪い、ということはない。

ただ、女性にとっては、出産育児の大変さは、その向き不向きに関係なく、女性というだけで降ってくる。その人生の大変な時期に、パートナーである夫に寄り添ってほしい。ただそれだけのことなのだ。

そのあたりの男女の行き違いは、お互いに自覚することが欠落していると思うし、もう一つは、女性にとって出産子育てというのがどれだけ大変で、どんなサポート必要か?という社会全体の知識不足にあると思う。

ここまでボロクソに書いたが、実は中田さんの感じている事は間違いではない。自分の好きなことを我慢して、仕事制限され、自分の向いてない家事育児をしなければならない。それはとても大変でつらいこと。

しかし、多くの女性はその困難を背負うことを「当たり前」とされているのだ。中田さんの奥さんもそう。中田さんが「やーめた!」と言った家事育児は誰が担うのか。間違いなく中田さんの奥さんだ。そこをどう考えるか。

奥さんが作り上げたいい夫像を押し付けられる」と言っているが、自分はどうか。「子育て女性のするもの」という「いい奥さん像」を無意識のうちに押し付けているのは中田さんのほうなのではないだろうか。

まり、足りなかったのは「出産育児女性に与える負担」の知識奥さん中田さんも、ぼんやり家事育児女性がして当たり前、という前提があって疑わなかった。けれど実際蓋を開けてみたら趣味仕事我慢するばかりで育児って大変。

もうこれは日本社会全体がそういう空気だし、女性出産育児ということへの知識が足りなさすぎるのだ。本当はこんなに大変なことなのに、何の疑問もなく全部女性におっかぶせてきた。そこに問題があるのではないだろうか。

夫と妻、それぞれどの程度負担していくかは、各夫婦で落とし所は違うかもしれない。それで構わない。けれど、芸能人である中田さんが「いい夫やーめた」と声高に言うことで、それがモデルケースのように扱われることに怖さを感じる。

ちょっと待って、それでいいの?

きちんと奥さんと話し合って。納得した上で決めてほしい。

シッターを雇うにしても、奥さん気持ちを聞いた上で「そんなに負担に感じているんだね。それならシッターを雇うのはどうだろう」と話し合うのと、「やーめた!そんなに不満なら稼いでくるからシッターでも雇えばいい!」と突き放されるのとでは全然違う。

イクメンがもてはやされ、男性育児参加が進んできた時代、揺り戻しがくるのは仕方のないことだと思う。でもそれは、女性からしたら「やっと育児の大変さに気付いてくれたのか!」という段階。

そうなんだよ、仕事趣味も酒もタバコも付き合いもぜーんぶ我慢して向き合わなきゃいけないんだよ。すごく辛いことなんだよ。

からこそそこで、「やーめた」となってしまうのではなく、もう一歩踏み込んで、「この負担を減らすために、夫婦2人でどうやって協力していったらいいか」という視点に持っていける社会になってほしい。

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