2018-10-14

海賊版誘導>「リーチサイト規制へ 運営者らに罰則

 文化庁は、漫画映画などの海賊版サイトインターネット利用者誘導する「リーチサイト」を規制するため、著作権法改正する方針を固めた。

リーチサイトリンク(URL)を張る行為は、これまで違法ではないと解釈されていたが、これを著作権侵害行為とみなし、著作権者が掲載差し

止め請求をできるようにするほか、提供者らに対する罰則規定を設ける。来年通常国会同法改正案の提出を目指す。

 文化庁長官の諮問機関文化審議会の小委員会リーチサイト対応議論しており、9月に論点整理案をまとめた。

 小委員会リーチサイトのものには海賊版掲載されていないものの、リンクを張ることで海賊版拡散助長しているとして「著作権侵害と同視す

べき大きな不利益著作権者に与える」と指摘。整理案を受けた文化庁民事刑事の双方で規制する方針を決めた。

 差し止め請求対象は「海賊版誘導するリンクを張る行為」で、リンク提供者だけでなく、削除できるのに放置したサイト運営者も含まれるとする。憲法

保障する表現の自由侵害しないよう、リンク先が海賊版であることを知っているか、知ることができたと認められる場合限定する。

 抑止効果観点から罰則必要としており、小委員会では「懲役5~3年の罰則が適切ではないか」との意見が出ている。

 海賊版サイトを巡っては、政府有識者会議が、利用者同意なく特定サイトを見られなくする「接続遮断ブロッキング)」の法制化について検討している。

【伊澤拓也】

 【ことば】リーチサイト

 著作権者の許可を得ずにインターネット上で漫画映画音楽などの著作物無料で閲覧したり、保存できたりする海賊版サイト誘導するリンク(URL)を並

べて掲載するサイト利用者リンクから海賊版サイトアクセスし、違法コピーされたデータ無料で閲覧できる。リーチサイト自体には違法コンテンツ掲載

ていない。「リーチアプリ」と呼ばれるスマートフォン用のソフトもあり、改正法では規制対象とする。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000000-mai-soci

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