引っ越し作業をしてたら12年くらい前につけてた日記帳が出てきた。
当時の自分はバックパッカーで、バイト代が溜まったらヨーロッパやらアジアやらに3ヵ月くらいプラッと旅行に行くような感じだった。
12年くらい前につけてた日記は、アジアの安宿街で沈没してた時期のことが書かれていた。
日記にはそう書いてあった。
自分はびっくりした。
なにも覚えていない。
そんなラッキーなことがあれば絶対に覚えてるはずなのに全く覚えていない。
日記に書かれた「○○ちゃん」という名前にすら自分の海馬はひとつも反応しない。そんな人覚えていない。
記憶を辿っても辿っても辿っても辿っても辿っても辿っても、自分がフェラチオをされて気持ちよくなった記憶がないのだ。
妄想でも書いてたのかと日記の他のページを見ると、どこどこに観光に行ったとか、何を食べたとか、至って普通で真面目な内容が書かれていた。
だから、たぶんフェラチオも本当にあったことな気がする。きっとあったんだろう。
未だに元カノとの情事を思い出しながら自慰行為をすることが日常化してる自分からすると、これほどのズリネタを忘れてしまってることが猛烈に悲しい。もったいなさすぎる。
旅先の出会いからのフェラチオ。おそらく日記に書かれてないので最後まではしてないと思われるが逆にそれがエロい。だからこそ本気で覚えてないことが悔しい。気が狂いそうなほど悲しい。
薬やりすぎなんだよ増田は