「これを批判するならあれも批判すべき」論法とか、
同陣営だが別々の人間の意見を「ひとりの意見」かのように捉えて矛盾だと言うキメラ論法とか、
そういうダブスタ的なものの指摘は最近の流行りのような気がするけど、
「こっちが間違ってようがそっちの間違いに変わりはない」
「全ての問題を批判することは不可能」
「別々の意見を合成するな」で各個論破されてしまうし、
あとは「矛盾している人は信用できない」みたいな感情論で殴り合うだけになってしまう。
あまりにも不毛だ。
それよりもダブスタ批判の根底には、
全体の議論が把握できないのに目の前に流れてきたツイートだけ見て反論してしまい、
緩やかに同陣営に所属しながら少しずつ異なった意見が大量に噴出している状況があるので、
「こっちの意見と矛盾している!」と糾弾するのではなく、
だから「こういう意見があることも知らないのか?」と言って相手の観測範囲を押し広げるような、
すなわち「情弱」批判のほうが効率的で平和なのではないか?
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