https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011051225
街並みや建築に詳しくないが、現代の日本の景観問題を、海外の良いところを取り入れる日本文化だという論はさすがに苦しいと考える。
下記は疑問点。
・景観で問題となるのは住宅等の外観である。現代においてライフスタイル等がここに影響を及ぼすことは殆どないのでは。
・仮に海外の文化など良いところを取り入れた結果であるなら、日本国内でも地域ごとに住宅の外観が「合理的な形に」確定する筈ではないか。街並みに統一感がないと批判されるようになるのは辻褄が合わないと感じる。
歴史的でない現代の建築に風土による地域が見られるという論を私個人は聞いた記憶がないが存在するのだろうか。
「諸外国の文化やスタイルを巧みに取り入れ、それを自分のものとする能力は他国より抜きん出ています。つまり、「混合」されて培ってきたスタイルが、まさに「和風」なのです。」が景観問題についても当てはまっているという根拠が無い。
・海外の良いところを取り入れるスタイルならば、それが現代になって問題となったのは何故か。
例えば、住宅にエアコンを取り付けるとか、WIFIを設置するとか、掃除ロボットが自宅にある等のように技術面の成熟だったり普及が必要だったものは分かるのだが。海外の外観を取り入れるのであればもっと早い段階に進んでいかなかったのだろうか?