映画語り漫画がどれくらいのレベルでひどいかどう説明すれば普通の人にわかってもらえるんだろう。
とか
ぐらい恥ずかしいセレクト。
映画の何が素晴らしいのかを語る的な話では
「ああ、大切なことは全て漫画から教わったな」ってセリフを使うくらい、センスが終わってる。
で、敵っていうか嫌なキャラは「せせせ、拙者は」とかいうバンダナ眼鏡デブのオタクか、「アニメには高尚さのかけらもない」とか言う感じのやつで、それを論破するみたいなくそ展開。
パロディネタは「親父にもぶたれたことないのに!」「私は三人目だから」「生存戦略しましょうか」レベルで、知識すごい!さすがこの作者はわかってる!みたいな扱いを受ける。
さらに辛いのが、例えば部員勧誘エピソードで「ただの人間には興味ありません」とかのパロディ展開があると、
「本編にシンクロしたネタを出してきた!愛がハンパない!熱量すごい!」とか言い出す読者が出てくる有様で、
多少は誇張してるが、これで映画好きにとっての地獄さ加減が伝わるだろうか。
できの悪い嘘松を読むのに近い。
映画好きのマウントとか言って馬鹿にされがちだけど、自分の趣味でこういうことをやられてみなよ。
本当に本当に辛い。
読まなきゃいいと言われるかもしれないけれど一度読んだらなかなか忘れられないって。
ほんまこれ ほんまこれ