最近は休みの日にぼーっと家で横になっていると、次第に腹のあたりがざわざわして落ち着かなくなってきて、
苦しさ、居心地の悪さが皮膚の一枚下を血と一緒にズルズル這い回って、それがだんだん逃げ場なく膨れ上がっていくような気がして、
その気持ち悪さを爪先や拳を丸めてなんとかやり過ごしながら、「なるほど体を傷つけたいという衝動に襲われる人たちはこういう感覚なを経験しているのだろうか」と他人事のように考えている
自傷をする人間は構ってもらいたいだけ、とか言われているけど、その時は他人のことなんて欠片も頭の中になくて、ただ、『今この瞬間』体を巡る居心地の悪さをガス抜きのように体の外に逃したくて、自分の体を傷つけてしまうんだろう
…なんて、わたしは臆病だからまだ刃物を自分の体に向けてはいないわけだが
すべてを忘れてカプリあたりでのんびりしてぇなぁ