女性の輝く社会、女性の社会進出の改革によって男の肩身が狭くなってきていると言われている。
東京医科大の入試不正問題についても、大学側を批判する論調ばかりである。
では、女性ばかりが注目される今の世の中において、男に生まれる意味はあるのだろうか。
答えは「ある」。むしろ、女性の輝く社会を目指せば目指すほど、男の存在意義は高騰していくことになるだろう。
女性の社会進出によって、女の仕事と家事・育児の分担問題がクローズアップされている。東京医科大の問題も、本質を突き詰めるとここにたどり着く。
はっきり言わせてもらえば、ハードワークと家事・育児の両立を実現することは不可能である。
保育所の整備をするという選択肢もあるが、今後働く女性の数が無制限に増えていけば、保育所だけで解決することは物理的に不可能。
男が女の負担軽減のために自分を犠牲にして家事や育児を引き受けるしかない。ここでは、女が男に頭を下げる必要性が出てくる。