2018-07-29

ジェームズ・ガン監督の件、謝罪無意味絶望する

the expendables was so manly i fucked the shit out of the little pussy boy next to me! the boys are back in town!

かにドン引きしてしまツイートではあるけど、ディズニー仕事するようになって少年性愛レイプに関するジョークについて謝罪し、

何より現在はそういったツイートをしなくなって久しいのに、「そういう過去があるのでクビ」には希望を失ってしまう。

謝罪しても改善しても過去にやったことは一生許されずに職まで失うシステムって、正しさのレールから一度でも落っこちたら、

その後何を積み上げても終わりということで、村社会への回帰というか、しかインターネット拡散力のおかげでどこに逃げても

過去やらかしに一生追いかけられて、旧型の村社会よりもハードになっているようにすら感じる。

ガン監督問題ツイートを繰り返していたのは、仕事で認められていなかった時期だそうだけど、不遇な時期にも完全な正しさが要求され、

人生を通じてノーミスである義務死ぬまで負い続けるのってきつすぎる。

ただ少年性愛レイプトラウマがある人にとって、それらを冗談にしてしまうのは侮辱的なことだし傷つくことだと思う。

多くの人が自分にとって不快ものを目にしない権利を欲しがる。駅のデジタルサイネージ中吊り広告に、

死体写真ゲイポルノが載っていたら嫌な人が多いだろう(ネクロフィリアゲイであっても公共空間に引き出されることを望まない人が多いだろう)。

でも個人SNSアカウントは、見た人が不快に感じる可能性が高い発信をしない義務をどれくらい負ってるんだろう。

商業目的公共性のあるメディアが負っているポリティカル・コレクトネス検閲コストを、どこまでかける義務を負うんだろう。

例えば駅のデジタルサイネージ中吊り広告死体写真ゲイポルノがある場合通勤通学のために逃れられないけれども、

ガン監督少年レイプジョークツイート場合は、不快と感じたらアカウントミュートできる。

その不快コンテンツから逃れることが可能か、逃れながら生活することが不可能か、そこが基準になってくれれば良いのではないかと思うのだけど。

とにかく謝罪済みの過去個人アカウントツイートが原因でクビというのは本当に悲しい。

しか出演者性的暴行をしていた監督と違って、不謹慎ジョークは実際に暴力被害を受けた被害者を生んでない。

政治的立ち位置が違う人間に、言論封殺手段として使われている。そこもまた悲しい。

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