誰かが口に出す前に、状況を察して起きてもない未来に胃を痛めるのが無神経ではない人間の特徴だ。
人に言われればわかると思っている人間は、言われなきゃわからないからすぐに忘れる。
そうしてまた言われるまで無神経な行動を繰り返し、言われたら自分は理解できたと勘違いをする。
無神経なら無神経で別に構わない。そういう人間だから仕方がない。
ただ、言われるまでわからないことを言われたらわかるに置き換えて自分は無神経ではないと考えるのはやめてくれ。
せめてもう少し謙虚に、自分は無神経かもしれないという恐れとともに生きてくれ。
それだけでずいぶんと世の中は優しくなれるはずだ。
世の中は無神経すぎるよ。