2018-07-23

車と自転車衝突事故を見た

おばあちゃん運転手運転するタクシー自転車で飛び出してきたおじいちゃんと衝突した。

おばあちゃん運転手はすぐさま車から降り衝突してしまったおじいちゃんの元に駆け寄ったが何も出来なかった。

三角停止板も積んでいないし発煙筒の使い方も分からないようだった。

周りの人が駆け寄り意識確認をしたり倒れた自転車を道に寄せたりして車の通る道を確保していた。

やがて警察がきておばあちゃん運転手は状況を説明していた。

おばあちゃんは堂々と信号は見ていなかった、横断歩道を見て誰も居なかったか左折したら自転車が飛び出してきたと説明していた。

それを僕や周りの目撃者にも何度も何度も同じ説明をしてきた。

この人はタクシー運転手になっては行けない人だ。

青ざめながらも信号は見ていないと悪びれる事なく淡々と語っていたし、三角停止板も積んでなければ発煙筒の使い方さえ知らないのだ。

そんなおばあちゃん運転手を見ながら僕は母親を思い出していた。

70過ぎであろうおばあちゃんは何故タクシー運転手をしなければならないのか、僕は母に同じような状況に陥れてしまうのではないのか、とてつもなく恐怖を感じた。

加害者ではあるがこのおばあちゃんはおばあちゃんになるまで生きてきたのだ。その結果がこれだ。

絶望に満ちたため息を聞きながら僕は母親にこんな思いをさせない為に生きていけるのかと不安で仕方がない。

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