2018-07-01

緑茶はおいしい

今年の春、水出し緑茶なめろうの大ブームが来た私に、新たなブームが到来した。あたたか緑茶だ。

お茶を舐めていた。飯の添え物でしょ?と思っていた。蕎麦牛丼を食べた後、口の中をリセットするためのものだと思っていた。

しかし、今や私は緑茶を中心にした食生活を送っている。これは緑茶に合うだろうか、合わないだろうかと考えながら、スーパーカートを押している。

ステレオタイプ的な、いかにも緑茶に合いそうですね、と思いがちな「和菓子」は意外と飽きてしまう。予想外の出会いがない。ああ、緑茶せんべい、おかき、お饅頭?そりゃそうだよね、って感じ。口の中が。こんなのはまらない。

から私は日々挑戦を繰り返す。いや、正確には、これから挑戦の日々が始まると行った感じだ。

そもそも、なぜ緑茶にハマったのかというと、おいしい緑茶を飲むとおばあちゃんの家に遊びに行ったときのことを思い出すからだ。

成城石井で買ったそれなりに高い緑茶をなんとなく買って飲んだ時、おばあちゃんの家でのいろんな出来事を一気に思い出した。これが「失われた時を求めて」か!何かを飲んでなにかに目覚めたのは、ウイスキーを飲んで「おお、お腹が温かい中島らもが言ってたのはこれか!」以来だったので感動した。

しかし、おばあちゃんが亡くなってもう3年以上経つのから自己流の緑茶記憶をこれから作っていかないといけない。40年後に緑茶を飲んだ時、あの20代の頃、キムチ松前漬け筋子チキンラーメンエビチリなどを食べながら、何が緑茶にふさわしい食べ物なのかを研究していたときのことを、思い出したいのだ。

いろいろと研究を続けた結果、なめろうに合うのは日本酒じゃなくて緑茶だよね、という結論担ってしまった場合2018年は忘れられない年になる気がする。

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