もし、大学院への進学や就職で悩んでいる大学生あるいは大学院生の目にこの文が届くかもしれない。
そのとき少しは参考になればと思っている。
あくまで基礎研究をする学生の偏った主観で記載していることには注意されたし。
特に工学系研究科には適応できないかもしれないことはあらかじめ言及しておく。
進学を望む大学生のモチベーションはどこからくるのだろうか、と私は常々疑問に思う。
自分の中にある知的好奇心、学問的探究心がおそらく大多数を占めるのだろうと思うが、それに一生ないし大学院生活を賭けることにどうして踏み切れるのか?
ライフサイエンスと化学の中間のような研究室だったことから、この研究が将来誰かの健康を守ることにつながればと考えていた。
しかし、アカデミアの世界にはこのような情熱は不一致であったように思う。
私は高学歴・知的の権化として彼らを認識していたが、それはあくまで学問という極めて内向的な世界においてのみである。
彼らは学問を中心に生活し、休みや遊びをごく少量しか要求しない。
仕事(=学問)が生活の8~9割を占めることが普通で、それを学生にも平気で要求する。
学問的な正しさに目が向くばかりであり、研究を活かして企業へ就職する事への理解は乏しい。
誤解を生みたくないがために、少し補足するがこれは私がさぼり魔であるからこのように感じているわけではないということだ。
一応大学も大学院もそれなりに努力して入るところに入ったつもりだし、この感覚が著しく逸脱しているわけではないと思う。
だからこそ、アカデミアにはびこる理不尽とそれを容認する上役に疑問があるのである。
話をもどそう。
アカデミアに残り、博士へ進学する人はこの環境下が好きだということでよいのだろうか。
あるいは、このような環境をマイナスとしてとらえていても、補ってあまりある何かモチベーションがあるのか。
私にはわかりかねる。
これは私の価値観だが、上記のような点を踏まえて、かつ運が悪ければ重要なポジションにつくことが難しいアカデミアにいるよりも、企業に行って高給取りになった方が良いのではないだろうか。
私と同じくらいの年齢の学生に問いたいのは、本当に進学(あるいは就職)するという選択が自分にとってベストなのかを十二分に考えてみたのか、ということである。
進学を希望する場合は上記のようなアカデミアの性格を十分にとらえた上でのことなのか、よく考慮してみてほしい。
幸いなことに、修士課程は二年と程よく短い。
故に、入ったことを悔いても二年だけ何とかやれば博士と違って就職するのにもなんら特殊な工夫が必要になるわけkではない。
それにつらさ以外の部分で大いに収穫になることも多々あることも事実だ。
現に私はつらいとは思うもののいまのところ何とかやっているし、大学院に来てよかったと思うこともある。
個人的意見だが、とても読みづらい文章。 院に進んだ知り合いが居たが、そいつは中退した。 あと1年だったのにやめて、結局就職も出来ずアルバイトだ。5年経過した今も変わらずバイ...
死ぬほど勉強したいって思うのはなんでだろう?と思うんです
死ぬほど研究させられて生き延びた奴なら 死ぬほど働かせても死なないだろう だいたいこんな認識で雇用されるのではないかと
きみは誰?どっから喋ってんだい?
何で進学するかなんて人それぞれじゃ無い? 自分は自分のあるべきだと思う場所に進んだら自然とそうなったし、 後輩には将来のジョブセキュリティーを考えての選択という人も居た。...
今年、院を卒業してメーカー勤務になったけど環境は全然違うね。残業はさせないし、儲からない研究は一切やらない。分析は担当の部署に回すし、プロトタイプから実機になると 担当...
まあ逃げ切りしたやつはいくらでも高いとこから好きなこと言えるよな。うえから目線で先輩風ふかしてんじゃねーよ