温故知新。今もまだ変わらぬサウンドに思いを寄せ、手に取った一枚。色褪せない音楽がそこにはあった…。最高だよハスキン…。
でもね、ただ、一つ問題が。あれ?こんなに英語の発音悪かったっけ?聞いててただただ発音への違和感が凄かった。当時は自分もどこにでもいる高校生で、なんとなく英語な雰囲気を最高にかっこいいなと楽しんでたんだけど。歳月を経て、今ではビジネスで英語を多用する毎日や、ネイティブと間違うほどの若手バンドが増えたり、グローバル化が進みより英語が身近になってきたせいか、自分の耳が肥えてしまったようで…。昔のように100%純粋には楽しめなかった。
それでも、自分は変わらぬメロディとリズムを楽しむことができるのだけるども、何のバイアスもない第三者の妻・息子からすると聴くに耐えなかったみたいで、気持ち悪いから消してくれと言われてしまった。
ただ、そんな妻・息子もコーナーは大のお気に入りで、古い盤面だけどドライブしながら七色信号を口ずさんだりする。心地よい音楽の中、日本語のリズムで車中の時間・空間はとても平和な時間が流れていく。
特に疑ったことも無かった前提条件なんだけど、英語で歌を歌うという行為について、そこまでの拘りを持つ理由はあるのだろうか。
イッソン、なんで下手くそな英語で歌い続けるのか、伝わらない言葉を歌に乗せて誰に何を届けようとしているのか。
新譜の中でも日本語の曲はどれも素晴らしかった。もっと日本語の歌を歌って欲しい。イッソンは絶対に日本語の方が合っていると思う。
と、ここまで書いていてとても矛盾するんだが、Bikeageのカバー最高!やっぱりDescendentsとか、あの時代のあの音楽は超カッコいいよね!その初期衝動はいくつになっても変わらない。この時代このタイミングであの歌を形に残してくれて、イッソンありがとう。