2018-06-10

同じ地区の幼馴染

小学生の頃はお互いの家を行き来して遊んだ

中学以降、疎遠になってしまったが

20歳成人式で会ったのを機会にまた連絡を取り始めた

彼女恋人が私の行っていた大学の方の地方の出だったとか、そんな縁だったと思う

彼女は私に男性を紹介しようか、と言ってくれたり

面倒見の良い振る舞いは小学生の頃の印象そのままだった

けど私の名前を妹の名前と間違えていた

電話口で何度も妹の名前で呼ばれた

自分名前の誤りを訂正するというのは案外難しい

私は妹の名前で呼ばれながら最後までそれを訂正することな電話を切った

それ以上彼女と連絡を取り合うことはなかった

彼女にとって私は名前すら妹とあやふやになる程度の友人であった

彼女はよく我が家に遊びに来てピアノを弾いていた

きっと彼女は私というよりは私の家と友だちだったんだろう

○○さん家の娘さん と友だちづきあいしている、という解釈なのだ、きっと 親御さん達目線

普通の人の記憶がいいかげんであること という理解もできるけどたぶんそうじゃない

彼女が私を私個人として認識していなかったと考える方が適切な認識だと思える

もう十数年前の出来事になるが、ふと思い出したので書く

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