午前中雨が降っていたので手には傘。
比較的空いてる(とは言っても席は全部埋まってる)車内で、
彼らはごっこ遊びに夢中になっているのか、
すぐに車内を走り回りはじめた。
しばらく見ていたが、周りの大人は睨んだり、
苦笑したりするものの誰も注意せず。
さすがに目に余ったので、彼らの元に寄って行き、
俺は彼らの目線の高さまで腰を落とし、小さな低い声で、しかし彼らにはしっかり聞こえる声で注意をした。
「君たち。電車内で走り回ったり、傘を振り回したら危ないよね」
「もしおじいちゃんおばあちゃんや妊婦さんにその傘があたって、取り返しつかない怪我をさせたらどうするんだい。」
最初彼らは急に指摘されてきょとんとしてたが、
すぐに下を向きバツの悪そうな顔をし出した。
と言うと、小さくうなづいたのち、4人は静かになり次の駅で降りて行った。
周りには20人以上大人がいたが、結局最後まで俺以外は誰も動かなかった。
面倒ごとに巻き込まれたくないという気持ちなのかもしれないけど、
子供が間違えたことをしたら、周りの大人が丁寧に注意してあげてほしい。
もし、この増田を読んで同じようなシーンに遭遇したら
その際は、
・怒鳴らない(怒るのではなくて、注意する)
・辱めるためではないので周りの人に聞こえるような声音では注意しない